気になる！ダウンタイムの意味

そもそもダウンタイムとは、美容施術を受けてから、いつも通りの生活に戻るまでの期間を指します。ダウンタイムの症状や期間には個人差があり、体調や体質、施術内容などによっても変わります。

例えば、施術箇所が顔の場合、ダウンタイム期間中はメイクを控える必要が出てきます。スケジュール調整を視野に入れておけば、美容整形やエクソソームなどをプラスで行いたいといった場合も慌てずにすみます。施術前にどのくらいの期間、どのような症状が出るのか把握できるよう、疑問に思うことは事前に医師へ質問・相談しましょう。

ダウンタイム中の症状や期間

ダウンタイムの代表的な症状は、「痛みや赤み」「内出血」「腫れ」「むくみ」などです。また、施術の内容によって異なりますが、ダウンタイムの期間は半日程度で収まるものから数週間～数ヶ月までかかるなど、ケースも多岐にわたります。

強い熱や光を与えたり、患部を切開したりする施術の場合、症状が重く、期間も長くなる傾向です。その一方、施術箇所への負担が少ないと痛みや腫れも少なく、ダウンタイムも短いことが予想されます。

ダウンタイム中に気をつけたいこと

また、ダウンタイム中の過ごし方についても注意しなければなりません。間違った行動を行ったことで、痛みや腫れなどが悪化したり、感染症にかかったりするリスクも出てきます。そのような事態を避けるためには、ダウンタイムの過ごし方の理解を深めておくことが大切です。

長風呂・激しい運動を避ける

長風呂や激しい運動は血流を良くする効果がある一方、むくみや痛み、腫れなどの炎症を促しかねません。ダウンタイムの症状があるうちは、シャワーで済ませることをおすすめします。また、日常生活の範囲内における軽い運動なら問題はありませんが、できるだけ安静に過ごしてください。

辛いものを食べない

辛い食べ物も血流を促進し、汗がかきやすくなるため、炎症が長引いてしまうことがあります。また、辛いものを食べると水分を多く摂取します。このとき、水分を摂取し過ぎたことで、むくみや腫れの悪化につながる可能性も考えられます。

飲酒・喫煙をしない

血管を拡張させて血流を促すことから、アルコールの摂取は腫れや痛み、内出血などの悪化につながりかねません。また、喫煙には血管を収縮させる作用があるため、血流が滞って炎症が収まりにくくなる可能性があります。ダウンタイムの症状があるときは、できるだけ飲酒・喫煙を控えるように心がけましょう。

ダウンタイムの負担を少しでも軽くするためには、適切なアフターケアを受けることも大事です。アフターケアを行わずに過ごしたことで、症状が悪化してしまうケースもよく聞かれます。施術前にしっかりと説明を聞き、アフターケアも丁寧に行うクリニックで治療することをおすすめします。