サブシジョンとは、クレーターになってしまったニキビ跡を改善する最適な治療です。特に、凹凸が目立つタイプのニキビ跡「ローリング型クレーター」の治療に適しています。

固くなってしまったニキビ跡の皮膚組織を、医療用の専用針で切断して引き離し、クレーターの陥没した部分を上に持ち上げます。
創傷治癒力（自己治癒力）が効果的に促進され、皮膚細胞の再生を促進。クレーター部分に肌再生が起きることで、お肌の表面がなめらかになります。

また、お肌の深部へPRP・ACRS治療を加えることで、表面を傷つけることなく治療が可能です。

新サブシジョン『トライフィル』

トライフィルは、「医療機器を使うサブシジョン」と「薬剤の注入」を同時に行います。

固くなってしまったニキビ跡の皮膚組織へ、特殊な機械でCO₂ガスを注入し水平に切り離し、凹んだ肌を押し上げます。そこへ薬剤を注入し、再度CO2ガスを注入し、肌の内側で均一に広げます。
「CO₂ガス注入→薬剤注入→再CO₂ガス注入」の3ステップで構成されている治療です。

CO₂ガスで押し上げた部分にPRP治療やASRS治療を施すことでさらに肌再生の効果が上がります。
肌の正常な再構築を促すことができ、瘢痕組織の後戻りを防ぐことができます。

トライフィルは従来のサブシジョンに比べ、お肌の表面を傷つけることなく、少ないダウンタイムで治療が可能な方法です。

また、トライフィルを使用することで、ニキビ跡のみではなく、シワやたるみの改善にもアプローチ可能。
トライフィルには多くのメリットがあり、深いニキビ跡や深いシワやたるみで悩んでいた方へ最適な本気の治療法です。

トライフィルの効果とメリット

メリット1　肌へのダメージが少ない

今までのサブシジョンは、治療中の出血が多く、色素沈着のリスクが心配されていました。トライフィルはそのリスクが圧倒的に少なく、最小限のダメージで施術を受けることが可能です。

メリット2　再発防止に効果的

切断した皮膚組織へ薬剤を注入することで再癒着を防げます。
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニックなら、PRP皮膚再生治療やACRS治療との組み合わせが可能です。より高い効果で再発防止へと導きます。

メリット3　高い治療効果

本来、凹凸になってしまったお肌の改善は難しく、根気のいる治療です。
浅い層の真皮の治療は難しいとされていますが、トライフィルならより正確に瘢痕組織へアプローチできるため、1回の治療効果が高いです。

トライフィルのダウンタイム

個人差はありますが、3日間くらいは赤みや腫れが気になるかもしれません。その後は自然に落ち着いていきます。

従来のサブシジョンよりダウンタイムは少ないですが、なるべくダウンタイムを少なくしたいなどの希望があればカウンセリング時にご相談ください。また、注入量を上げるなどの調整によりダウンタイムは少し長引くこともございます。

トライフィルは何回やると効果的か

個人差はありますが、3回前後の施術が効果的です。

トライフィルは高い効果を得られるため、1回で十分の効果を得たと判断される人もいます。しかし、症状にもよるので、4回以上の施術が必要な人もいます。

トライフィル単体の施術でも効果はありますが、PRP皮膚再生療法やACRS療法と組み合わせるとより高い効果を得られます。その結果、少ない回数で治療を終えることも期待できます。

PRP皮膚再生療法・ACRS療法と併用するメリット

PRP皮膚再生療法・ACRS療法との併用により、さらに肌再生の効果が上がります。

CO₂ガスによって皮膚組織を切り離してできた空間には、薬液を注入することができます。そこへPRPやACRSを注入します。

再度のCO₂ガス注入で、肌の内側へ均一にPRP・ACRSを広げることができ、ムラなく効果を発揮することができるのです。

その結果、お肌の正常な再構築を促すことができ、瘢痕組織の後戻りを防止することができます。

詳しくはこちら

　PRP肌再生療法▶︎

　ACRS療法▶︎

ニキビ跡

特にクレーターとなったニキビ跡におすすめの治療です。深く窪んでいるぼこぼこ肌もなめらかにします。施術後には凹んだ部分がふっくら持ち上がり、本来のお肌の状態へと再生していきます。

たるみ

たるみの原因となる毛穴へアプローチできます。お肌のハリに必要であるコラーゲンの生成が促進され、毛穴の開きやたるみの改善に働きかけます。

シワ

瘢痕組織の癒着を剥がすことでコラーゲンの生成が促進されます。そのため、肌のシワ改善に効果があります。今まで何をしても改善されなかった深いシワや、長年のシワも消えたかのように薄くなります。

トライフィルプロは韓国のMCURE社が開発した医療機器です。韓国食品医薬品安全省(MFDS)の認証を受けており安全性が高いと評価を得ています。

当院で導入している最新機器は、CO₂ガスによるサブシジョンと薬剤の注入を掛け合わせた機器です。

肌再生を促すことで、ニキビ跡、毛穴のたるみ、シワなどの改善に有効です。

Q. サブシジョンはどんな人におすすめか

・クレーターになったニキビ跡がある人
・お肌にくぼみがある人
・傷跡ができて凹んでしまった人
・皮膚にでこぼこがある人
・他の治療で改善されなかった人
・トライフィルの場合は、シワ・たるみがある人

Q. サブシジョンとダーマペンとの違い

サブシジョンとダーマペンは、どちらもニキビ跡の治療に適している施術です。2つの違いは、「アプローチ方法」と「適したニキビ跡のタイプ」が異なります。

サブシジョンは、特殊な針で内側からニキビ跡の凹みをなめらかにします。レーザーやダーマペンでは届かない深い皮膚層に対応します。
「ローリングタイプ」や「深く凹んでしまった」クレーターに効果的です。

ダーマペンは、浅い部位のクレーターに効果を発揮します。お肌に対して針を垂直に当て敢えて傷を作ることで肌再生を促進させます。
浅いへこみ、お肌のざらつき、毛穴を引き締めたいときにおすすめです。

Q. サブシジョンとポテンツァとの違い

サブシジョンは深い皮膚、ポテンツァは皮膚表面からアプローチするという違いがあります。

ポテンツァは、肌に細い針で穴を開けて自然な治癒力を高める施術です。ダーマペンより治癒を促進します。さらに、コラーゲンの生成も促してくれます。

また、ポテンツァは小さなクレーターに効果がある治療です。サブシジョンは目立つ凸凹にも効果的な治療という点でも異なります。

Q. サブシジョンの副作用

肌に軽度の赤みが出ることがあります。そのような症状が出た時は数日(約2～3日)で自然に治まります。

施術直後は一時的な腫れが出る可能性も。 もしくは内出血が出るかもしれません。

しかし、施術完了の翌日からメイクが可能です。気になる赤みをメイクで隠すことができます。