医学は日々進歩しており、美容業界でも新たな治療方法が次々に生まれています。なかでも特に注目を集めているのが、再生医療をエイジングケアに導入した肌再生治療です。
この記事ではシワや毛穴の開き、ニキビなどの症状に効果を発揮する肌再生医療の内容や、従来の治療法の違いについて詳しく説明していきます。また、気になる費用面や、治療後のダウンタイムについてもご紹介いたします。
目次
【大阪府】肌再生医療とはどんな治療?肌再生医療と従来の美容医療の違い
ニキビや毛穴のゆるみなどの肌悩みをもつ方、肌のコンプレックスを解消したい方には肌再生医療がおすすめです。
肌再生医療の効果や料金体系が気になる方は多いと思います。治療前にはウェブサイトなどで治療方法や費用をチェックしておきましょう。
ここではまず、肌再生医療の内容や金額面を詳しく見ていきます。
◆【大阪府】肌再生医療とはどんな治療?
肌再生医療とは自身の細胞を培養して移植し、肌の再生を目指すという治療法のことをいいます。肌細胞は加齢とともに衰え減少していきます。肌再生医療では、そのままでは減少してしまう細胞をあらかじめ採取して培養などの加工を行います。最新の医療技術によって肌細胞を約1万倍に培養すれば、肌治療に役立てることが可能となるのです。
肌再生医療には線維芽細胞療法やPRP療法といった種類があります。線維芽細胞療法とは、コラーゲンなどの生成にかかわる線維芽細胞を採取し、培養によって細胞を増殖させ自身の肌に移植する治療法です。培養した線維芽細胞を注入したあとには、肌の中で細胞の増殖や分化が促進されやすくなります。
また、コラーゲンやエラスチンといった物質も生成される環境が整うため、肌のたるみやシワ、毛穴の開きやニキビなどの症状が改善しやすくなるのです。
PRP療法とは自身の血液を採取したのち、血液を遠心分離にかけて多血小板血漿(PRP)を取り出し、これを自身の肌に注入するという方法です。
血液に含まれるPRPには成長因子が多く含まれているため、注入すれば肌内部でコラーゲンの生成が促されやすくなります。また、表皮の回復や成長にもつながりやすく、効率的に肌状態を回復させるため、色素が沈着してしまったニキビ跡への効果が期待できます。
肌再生医療で使用されるのは、もともと自身が持っている血液や細胞などの組織です。これを一旦取り出して培養などの加工をしたのちに体内に戻すことで、肌内部のダメージを修復したり、成長因子にアプローチしたりすることができるのです。
また、自身の血液や細胞から抽出した物質の注入であれば、アレルギーや拒絶反応が起きる心配はほとんどありません。確かな効果が得られやすい上に安全性も高いという点が、肌再生医療を選択する大きなメリットです。
肌再生医療には一般的に保険が適用されないため、治療にはまとまった費用がかかります。肌再生医療を受ける際には前もって金額を確認しておきましょう。
◆【大阪府】肌再生医療と従来の美容医療
従来の美容治療のほとんどは、肌ダメージや加齢による肌の衰えを外側から補う方法で行われてきました。いわば、美容治療のメニューの多くは対症療法にあたるのです。
例えばメジャーな美容治療であるコラーゲン注射は、シワや毛穴のたるみなどが気になる部位にコラーゲン製剤を注入するという方法で行われます。コラーゲンを注入すれば肌のシワや溝にコラーゲンが行き渡り、シワのないきれいな肌に導くことが可能となります。ただし、注入したコラーゲンは次第に吸収されてしまうため、せっかく治療をしても半年から1年程度で効果がなくなってしまうのです。
ほかにも美容治療では、レーザーや糸リフトなど多彩な方法でアプローチを行います。これらの治療にももちろん十分な効果が見込めるものの、半永久的に効果が続く治療はそれほど多くないのが実情です。
肌再生医療は外側からアプローチする手法ではなく、自身の細胞自体を増やして肌状態を回復させるという画期的な方法です。この方法は対症療法とは違い、根本治療に近いケア方法といえます。
人の体にはダメージを受けても再生する機能が備わっています。例えば病気や怪我で体にダメージを負った場合でも、体は徐々に回復してもとの状態に戻っていきます。これと同じように、肌再生医療では自身の肌に内側からアプローチし、肌の回復を目指していきます。一旦取り出した線維芽細胞やPRPを再び注入する方法であれば、その効果を半永久的に持続させることも可能となります。
肌再生医療とその他の治療法ではかかる料金が異なります。新しい治療法のため、施術にかかる金額はときに高額になることもあります。まずは美容外科や美容皮膚科のウェブサイトなどで治療の金額をチェックし、適切な料金体系を見極めましょう。
【大阪府の美容皮膚科】肌再生医療のダウンタイムとは?含まれる美容成分も
美容皮膚科での施術を受けるときにはあらかじめダウンタイムについて把握しておく必要があります。ダウンタイムとは治療後から回復までの期間のことを指します。肌再生医療の場合にもダウンタイムがあるので、目安となる期間を知っておきましょう。
またここでは、肌再生医療の美容成分についても解説いたします。
◆【大阪府】肌再生医療のダウンタイムは?
肌再生医療は自身の組織を使う治療法なので、副作用や拒絶反応が起こりにくいという特徴があります。肌にメスをいれるような治療の場合にはダウンタイムが長期間に及ぶことがありますが、肌再生医療のダウンタイムは比較的短いので安心して施術を受けられます。
とはいえ、肌再生医療の場合であっても、施術後には多少のダウンタイムがあるものなので注意しましょう。特に、治療直後に患部の腫れや赤みなどが起きるケースは少なくありません。また、肌再生医療には注射器を使用するため、患部に内出血が起きることもあります。
多くの場合、腫れや赤みは1~3日程度で気にならなくなっていきます。内出血は完全に消えるまでに10日前後の時間がかかることもあるでしょう。
肌再生医療のあとに肌に痒みや痛みを感じる方もいらっしゃいます。痒みや痛みの症状は施術の翌日や2日後をめどに、次第に落ち着いていきます。
ダウンタイムの期間には仕事やプライベートに支障が出ることがあります。人前に出るにあたってダウンタイムが気になる場合には、あらかじめ仕事を休むなどの対処が必要となるかもしれません。
肌再生医療のダウンタイムはほとんどの場合、1週間程度で回復します。もしも回復が思わしくないときには医師に相談するのがおすすめです。
◆【大阪府】肌再生医療に含まれる美容成分
PRP再生医療には以下のような美容成分が含まれています。
EGF
EGFとはEpidermal Growth Factorの略で、上皮成長因子を意味します。タンパク質の一種であるEGFには、上皮の幹細胞にアプローチして成長を促す作用があります。EGFが肌の成長を促せばターンオーバーのサイクルが整いやすくなり、シワやシミ、毛穴汚れやニキビなどのトラブルが改善しやすくなります。
PDGF
PDFGはPlatelet-Derived Growth Factorの略で、血小板由来成長因子と訳されます。血液の血小板の中にあるタンパク質の一種であるPDGFは、血小板が活性化することで放出されます。PRP治療でPDGFを注入すれば線維芽細胞が増殖しやすくなります。また、肌の内側で組織を修復したりコラーゲンを生成したりといった作用も期待できます。
VEGT
VEGTはvascular endothelial growth factorのことで、血管内皮細胞成長因子という意味を持ちます。血液内皮細胞を増殖させたり新たに生み出したりする効果があるといわれています。
TGF-β
TGF-βとはTransforming Growth Factor-βの略で、トランスフォーミング増殖因子またはシグナルタンパク質と呼ばれます。こちらの有効成分は組織を再生させたり細胞を分化させたりする効果をもちます。また、傷を治す作用もあることから、肌再生医療において有効に働くことが期待されています。
大阪府で肌再生医療を受けるときには治療内容や料金を確認するのがおすすめ
肌再生医療とは自身の細胞や組織を使い、ニキビや毛穴、シワ、たるみなどの肌悩みを解決していく画期的な治療方法です。
肌再生医療にはまとまった費用がかかるため、前もって料金をチェックすることが大切です。
大阪府のフォーシーズンズ美容皮膚科/美容外科は、お手頃な費用で肌再生医療の施術を承っています。肌再生医療を受けたいけれど治療の金額が気になるという方は、大阪府のフォーシーズンズ美容皮膚科/美容外科にぜひ治療法や費用面に関するお悩みをご相談ください。「肌再生医療は受けたい!でも料金が心配…」という方におすすめです。
大阪府で肌再生医療の施術をお考えならフォーシーズンズ美容皮膚科/美容外科
名前 | フォーシーズンズ美容皮膚科/美容外科 |
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院長 | 柏原 俊博 医師 |
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