ニキビ跡の色素沈着に悩んでる!予防や消す方法を解説

ニキビ跡
ニキビ跡が茶色になる原因は?シミにならない方法を紹介 ニキビ跡

ニキビ跡による色素沈着は顔全体の雰囲気やメイク方法に影響するため、悩む方が多いでしょう。

この記事では、ニキビ跡が色素沈着を引き起こす原因や、自宅でできる予防・改善策を紹介します。

色素沈着にお悩みの方は参考にしてみてください。

ニキビ跡が色素沈着する理由

ニキビ跡が色素沈着する原因と症状

ニキビ跡が色素沈着を引き起こす理由を知ることで、自分に合った対策や治療法を選択できるようになります。

ニキビは肌の炎症反応の一つであり、治癒過程で色素細胞が活性化し、過剰なメラニンが生成されることがあります。

この過剰なメラニンが肌に残ることで、ニキビ跡としての色素沈着が生じるのです。

ここでは、ニキビ跡が色素沈着するメカニズムと、それに伴う肌の変化について解説します。

メカニズム

ニキビは皮膚の炎症の一種で、この炎症が起こると人の体は炎症を修復しようとさまざまな生理活動を行います。

ニキビ跡が色素沈着する理由の一つに、この炎症が深く関わっています。

ニキビによる炎症は肌を守ろうとする過程で、メラノサイトというメラニン色素を生成する細胞を活性化させます。

活性化されたメラノサイトは通常以上にメラニンを生成し、これが肌に残ってしまうことで茶色いシミのような色素沈着を引き起こすのです。

炎症が治まった後も、この過剰に生成されたメラニンが肌の深い部分に留まることで、ニキビ跡として見えるのです。

この現象を「炎症後色素沈着」と言います。

治癒する期間は個人差があり、肌のターンオーバーの速さや、炎症の度合いによって異なりますが、一般的に数ヶ月から数年の時間を要することもあります。

色素沈着はシミになるケースも

ニキビ跡による色素沈着は、肌の自然な回復過程(=肌のターンオーバー)によって、徐々に薄くなっていきます。

【ターンオーバーとは?】
古い肌細胞が剥がれ落ち新しい細胞が生まれ変わる周期のこと
通常28日から40日程度のサイクルで行われる

しかし、この回復過程はニキビによる炎症の重さや、肌質、年齢などによって左右され、完全に色素沈着が消えるまでには半年から数年かけて徐々に改善していく必要があります。

一方で、炎症によるダメージが非常に深刻だった場合、色素沈着が肌に深く根付いてしまい、通常のターンオーバーだけでは対応しきれないほどのシミとして残る可能性もあります。

このような場合は、美容皮膚科での治療がおすすめです。

色素沈着したニキビ跡を消す方法は?

色素沈着したニキビ跡を消す方法は?

ニキビ跡の色素沈着は、自宅でのセルフケアだけで改善させることは、基本的には難しいと言われています。

最もベストなタイミングは、ニキビができた初期段階で適切なケアをすることです。

痛みや炎症が伴う場合は自己判断でケアすることを避け、速やかに美容皮膚科などの医療機関へ相談してみましょう。

医療機関では専門的な診断のもと、ニキビやその後の色素沈着に対する最適な治療法や、一人ひとりに合った医薬品の提案が受けられます。

セルフケアよりも、専門家の指導のもと治療を受けることで、ニキビ跡の色素沈着を早期に改善させ、元々の肌の状態を取り戻すことが可能になります。

ニキビ跡の2つの色素沈着

ニキビ跡の2つの色素沈着

ニキビ跡の色素沈着には、主に赤みタイプと茶色タイプの2つのタイプがあります。

【赤みを帯びた色素沈着】
ニキビによる炎症が原因で血管が拡張し、肌表面に赤みとして残ったもの
【茶色い色素沈着】
炎症後にメラニンが過剰に生成されることで生じ、肌の色素細胞が活性化することが原因

これらの色素沈着は、ニキビ跡の見た目に大きく影響し、適切なケアと治療によって改善が期待できます。

ここでは、ニキビ跡の色別の色素沈着の原因とその特徴について詳しく解説します。

①真皮がダメージを受けた紫がかった色素沈着

真皮層のダメージによる色素沈着は、ニキビ炎症が深い層まで影響を及ぼした場合に見られます。

この状態では、炎症が真皮層にまで達し、その結果、血管が損傷を受けることも。

血管が損傷すると、微細な出血や血液成分の漏出が発生し、肌に紫がかった色素沈着を引き起こすことがあります。

このタイプの色素沈着は、ニキビの炎症が重かった場合によく見られ、治療には時間がかかることがあるため、症状が気になった段階で対処しましょう。

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紫ニキビ跡の消し方は?原因・予防方法やできた時の注意点を紹介
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②メラニン色素が大量に生成された茶色の色素沈着

ニキビ跡のもう一つの一般的なタイプは、メラニン色素の過剰な生成による茶色の色素沈着です。

ニキビの炎症が起きると、肌は自らを守ろうとメラニン色素の生成を促します。

通常、メラニン色素は肌を紫外線から守るために重要ですが、過剰に生成されると肌に茶色いシミや斑点として残ることがあります。

【斑点とは?】
湿疹のような赤みのある点々のこと

このタイプの色素沈着は、肌のターンオーバーによって自然に薄くなることもありますが、色素が深く定着してしまうと、その改善にはより積極的な治療が必要となる場合があります。

炎症後色素沈着と一般的なシミは別?

炎症後色素沈着と一般的なシミは別?

炎症後色素沈着(PIH)と、加齢や紫外線の影響による一般的なシミ(老人性色素斑)は、原因が異なる別々の肌の問題です。

【炎症後色素沈着】
原因:ニキビや皮膚の傷、擦り傷などの炎症
治癒過程で肌の一部にメラニン色素が過剰に生成されることで現れる
【老人性色素斑】
原因:加齢や長年にわたる紫外線への曝露
肌のメラニン色素が増加し、顔や手の甲など紫外線にさらされやすい部位に現れることが多い

この違いは、PIHとシミが肌に現れるメカニズムの根本的な違いに基づいています。

老人性色素斑は主に加齢や紫外線による自然な過程の結果として考えられますが、PIHは炎症を直接的な原因とする色素沈着であり、従って治療方法や予防策も異なります。

炎症後色素沈着は、炎症を抑えるための治療やメラニン生成の過剰な活動を正常化させるためのケアが必要となることがあります。

違いを理解することで最適なケア方法がわかり、適切な治療を選ぶことができます。

ニキビの種類ごとシミ化予防対策

ニキビの種類ごとシミ化予防対策

ニキビの形成とその後のシミ化は、肌の状態やニキビの種類に大きく左右されます。

ニキビがシミへと変化する過程と予防対策を知って、ニキビができても正しく対処できるようになりましょう。

ニキビの種類には、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、そして炎症を伴う膿ニキビがあり、それぞれに予防対策があります。

ここでは、ニキビの種類別にシミになるのを防ぐための予防方法をご紹介します。

毛穴が詰まってできる赤いニキビ

赤いニキビは、毛穴の詰まりが炎症を引き起こし、赤く腫れた状態になるものです。

このタイプのニキビに対する予防策には、肌を清潔に保つことが最も重要。

毎日の洗顔は適切なアイテムを使用し、肌を優しく洗い上げることで毛穴の詰まりを防げます。

また、肌を刺激から守るため、摩擦が起こりにくいやさしいタオルの使用や、肌をこすらないなど、洗顔の一つ一つの手順に注意して行いましょう。

肌の炎症を抑える成分を含むアイテムは、グリチルリチン酸2Kアラントイン等を含むスキンケア製品を選び、定期的に使用することで、赤いニキビの発生を抑えることが可能になります。

初期段階の白いニキビ

白いニキビは、毛穴の中で皮脂や角質が固まり、表面が白くなったニキビです。

この初期段階のニキビには、穏やかな角質ケアがおすすめ。

週に数回、軽いピーリング剤を使用して古い角質を取り除くことで、毛穴の詰まりを予防します。

また、油分と水分を適切なバランスで保つことも大切です。

皮脂の過剰な分泌を抑えるために、肌に優しい成分を含む保湿アイテムを選び、適量を使用しましょう。

メラニン色素が沈着した茶色いニキビ

茶色いニキビは、炎症後にメラニン色素が沈着してしまったもので、特にシミ化の予防が重要なニキビの種類です。

日常的に高SPF値の日焼け止めを使用し、紫外線によるメラニン生成の刺激を防ぎましょう。

ビタミンCトラネキサム酸などの美白成分を含むスキンケアアイテムを取り入れることで、メラニンの生成を抑制し、既存の色素沈着を目立たなくする効果が期待できます。

皮脂が酸化した黒いニキビ

黒いニキビは、皮脂が酸化して毛穴の開口部で黒くなるタイプのニキビです。

このニキビの予防には、定期的な毛穴ケアが必要です。

サリチル酸グリコール酸など、BHAやAHAを含むアイテムを使用して毛穴の中の皮脂や角質を定期的に除去することがポイントです。

これらの成分は毛穴の深いところに作用し、皮脂の蓄積や黒ずみを予防する効果が期待できます。

さらに、肌の酸化を防ぐためにビタミンEグリーンティー抽出物など、強力な抗酸化成分を含むスキンケアアイテムを日常的に使用することがおすすめです。

肌の保湿も重要で、保湿ケアにより肌のバリア機能を強化し、外部からの刺激によるダメージを防ぎます。

ニキビ跡を残さない6つのセルフケアと注意点

ニキビ跡を残さない6つのセルフケアと注意点

ニキビ跡を残さないためのセルフケアは、日常生活の中での心がけることによって大きく改善されます。

自分に合ったスキンケアを実践したり生活習慣を見直したりすると、ニキビができた後の肌の修復を助けて、色素沈着や凹凸といったニキビ跡の形成を予防します。

ここでは、ニキビ跡を残さないための6つのセルフケア方法と、肌にダメージを与える行為の注意点についてご紹介します。

正しいケアを知ることでニキビ跡のリスクを減らし、綺麗な肌を目指しましょう。

ターンオーバーのリズムを整える

肌のターンオーバーとは、古い角質層が自然に剥がれ落ち、新しい肌細胞が表面に現れる過程をいいます。

ターンオーバーが正常に行われることで、肌は綺麗な状態を維持します。

逆に、ターンオーバーのリズムが乱れるとニキビ跡が残りやすくなったり、肌のくすみや不均一な肌色の原因となります。

ターンオーバーを正常化するためには、肌の保湿を心がけることが重要です。

適切な保湿は肌のバリア機能を強化し、外部の刺激から肌を守ります。

また、定期的に角質ケアを行うことで古い角質を優しく除去し、新しい肌細胞の生成を促進することにつながります。

しかし、肌の状態を過剰に刺激しないように、ソフトなアイテムを選び、使用頻度にも注意しましょう。

紫外線対策をする

紫外線は肌にダメージを与え、ニキビ跡の色素沈着を促進します。

強い日差しの下での長時間の活動は避け、日焼け止めを正しく塗り、2〜3時間ごとに塗り直しを行うことが大切です。

また、外出時には帽子や長袖の服を着用し、直接的な紫外線の影響を減らすこともおすすめです。

日焼け止めを選ぶ際には、UVAとUVB両方から肌を守れるアイテムを選びましょう。

バランスの良い食事とビタミンを摂取

ビタミンA、C、Eは、肌の健康維持に欠かせない栄養素です。

これらのビタミンは、肌の再生をサポートし、ターンオーバーを正常にさせる効果が期待できます。

特にビタミンCは、メラニンの生成を抑え、肌の明るさを保つのに役立ちます。

野菜、果物、ナッツ、魚など、これらのビタミンを豊富に含む食品を積極的に取り入れることで、内側から肌を健康に保つことができます。

【ビタミンAを含む食材】
レバー、うなぎ、卵黄、ニンジン、モロヘイヤ、ほうれん草、バター
【ビタミンCを含む食材】
かぼちゃ、アセロラ、パプリカ、芽キャベツ、ブロッコリー、キウイ、レモン、オレンジ
【ビタミンEを含む食材】
卵、アーモンド、オリーブオイル、胚芽油、アボカド、大豆、きな粉、小麦胚芽

しっかりと睡眠を取る

質の良い睡眠は、肌の健康にとって不可欠です。

睡眠中には、肌の細胞が再生し、日中に受けたダメージを修復します。

十分な睡眠を取ることで肌のターンオーバーが促進され、ニキビ跡の発生を抑制することが可能になります。

できるだけ毎晩7〜9時間の睡眠を心がけ、睡眠の質を高めるために就寝前のリラックスタイムを設けることが重要です。

暗く静かな環境を整え、スマートフォンやパソコンの使用は控えめにしましょう。

睡眠不足はストレスホルモンの増加につながり、肌の炎症を引き起こす原因になります。

この炎症はニキビの悪化や新たなニキビの発生、さらにはニキビ跡が残るリスクを高めることにもなります。

良質な睡眠は、肌の自然治癒力を高めます。

カフェインの摂取を控えるなどできることから実践して、深い睡眠を目指しましょう。

スキンケアを行う

正しいスキンケアは、ニキビ跡を予防するうえで欠かせません。

毎日の洗顔は肌の汚れや余分な皮脂を取り除き、毛穴の詰まりを防ぎます。

また、保湿は肌の水分バランスを整え、バリア機能を支えるために重要です。

肌の乾燥は、ターンオーバーの乱れや肌トラブルの原因になるため、洗顔後は必ず保湿を行い、肌を柔らかく保つことが大切です。

肌に合った優しい洗顔料と保湿剤を選び、過剰な摩擦を避けながら丁寧にケアしましょう。

強い洗顔料や過度のピーリングは肌の自然な保護層を破壊し、乾燥や敏感肌を引き起こす可能性があるため、避けることをおすすめします。

また、保湿剤を選ぶ際には、肌のタイプ(オイリー、ドライ、敏感肌、混合肌など)に合ったアイテムを選ぶことが重要です。

【肌のタイプ別】おすすめの保湿剤の種類
・オイリー肌:ベタつきにくくサラッとしたもの
・ドライ肌:とろみのあるもの
・敏感肌:抗炎症成分を含んだもの
・混合肌:部位に合った保湿剤を選ぶ

保湿成分であるヒアルロン酸グリセリンセラミドを含むアイテムが肌の水分を保持し、バリア機能を強化します。

ビタミンC配合の化粧品

ビタミンCはメラニンの生成を抑え、肌のトーンを均一にする効果が期待できます。

ビタミンC配合の化粧品を使用することで、ニキビ跡の色素沈着を軽減し、明るい肌を保つことができます。

さらに、ビタミンCには抗酸化作用もあり、肌の老化防止にも役立ちます。

使用する際には、肌への刺激を避けるために少量から始め、肌の反応を見ながら量を調整しましょう。

高濃度のビタミンCは効果的ですが、特に敏感肌の人には刺激となることがあるため、アイテムを選ぶ際には自分の肌に合ったものを選び、最初は少量から試していきましょう。

また、ビタミンCは光に弱いので、日中に使用する場合は上から日焼け止めを重ねて塗ることが必要です。

注意点:ニキビを潰さない

ニキビを無理に潰すと炎症を悪化させ、ニキビ跡の原因となります。

潰す行為によって細菌が広がり、さらに深い傷跡や色素沈着を残すリスクが高まります。

ニキビができた場合は、スキンケアを続けるか、症状が改善しない場合には専門医の診断を受けましょう。

自己処理による悪化を避け、正しいケアを行うことが重要です。

自分でニキビを潰すと、肌に永久的な傷跡や凹凸を残してしまいます。

特に深いニキビや炎症を伴うニキビは、潰した後に肌の深い層でダメージが広がり、修復過程でコラーゲンの生成が乱れるため、ニキビ跡が残りやすくなります。

ニキビができたら清潔な状態を保つことを意識し、早いうちに治療をするようにしましょう。

ニキビ跡を消す市販薬の選び方

ニキビ跡を消す市販薬の選び方

市販薬を選ぶ際には、自分の肌の状態に合った成分が配合されているものを選びましょう。

症状や肌タイプに合った市販薬を選ぶことで、ニキビ跡の色素沈着や凹凸を目立たなくし、綺麗な肌を取り戻すことが期待できます。

ここでは、成分や使用方法など、ニキビ跡を消すための市販薬の選び方についてご紹介します。

ニキビの後の肌荒れの改善:ヘパリン類似物質やビタミンC誘導体

ニキビ跡が残る主な原因の一つに、肌の炎症後の過剰なメラニン生成があります。

このような色素沈着に効果的な成分がヘパリン類似物質ビタミンC誘導体です。

ヘパリン類似物質は、肌の修復を助け、赤みや腫れを抑える効果が期待できます。

一方で、ビタミンC誘導体はメラニンの生成を抑制し、既にできてしまったシミやニキビ跡の色素沈着を薄くする効果が期待できます。

これらの成分を含む市販薬を選ぶ際は、肌にやさしいものであること、また定期的に使用することで、ニキビ跡の改善を目指せます。

ニキビを治したい:殺菌成分を含む塗り薬

ニキビの原因の一つは、皮膚上の細菌の過剰な増殖です。

このため、殺菌成分を含む塗り薬がニキビ治療におすすめです。

市販のニキビ用塗り薬には、サリチル酸やベンゾイルペルオキシドなどの成分が含まれていることが多く、細菌の増殖を抑えて毛穴を清潔に保ちます。

ただし、これらの成分は肌を乾燥させたり刺激を与えたりすることがあるため、使用する際は注意事項をよく読み、肌の様子を見ながら適量を使用するようにしましょう。

ニキビを予防したい:ビタミン剤

ニキビの予防には、体の内側からのアプローチも重要です。

肌の健康をサポートするビタミンを含むサプリメントがおすすめで、次のビタミンが入っているものを選びましょう。

・ビタミンA
・ビタミンB群
・ビタミンC
・ビタミンEなど

これらのビタミンは、皮膚の正常な機能を維持し、ターンオーバーの促進皮脂の過剰な分泌の抑制肌のバリア機能の強化が期待できます。

ビタミン剤を選ぶ際は、肌に必要なビタミンがバランス良く含まれているものを選び、決められた量を摂取するようにしましょう。

過剰な摂取は健康上の問題を引き起こすことがあるため、推奨される摂取量を守ることが重要です。

色素沈着したニキビ跡が消えない!フォーシーズンズ美容皮膚科に相談

色素沈着したニキビ跡が消えない場合はフォーシーズンズ美容皮膚科に相談

色素沈着したニキビ跡が自宅でのケアだけでは改善しない場合は、専門的な治療が必要になることがあります。

特に深い色素沈着は、市販のスキンケアアイテムや薬ではなかなか消えにくいものです。

そんな時は、フォーシーズンズ美容皮膚科で、根本からの解決を目指しましょう。

ここでは、フォーシーズンズ美容皮膚科で実際に行っている施術方法をご紹介します。

ACRS(自己血サイトカインリッチ)療法

ACRS療法は、自身の血液を用いて肌の再生を促進する画期的な治療法です。

患者様の血液から成長因子と抗炎症性サイトカインを抽出し、肌に注入することで、肌細胞の活性化と修復を促します。

この方法はニキビ跡の赤みのみならず、ハリや透明感の向上シワやたるみの改善にも効果があり、老化の原因となる繊維芽細胞の減少に対してもおすすめの治療法です。

フォーシーズンズ美容皮膚科では、患者様の肌質に合わせて最適なACRS療法を提案し、若々しい肌を取り戻すサポートを行います。

ACRS療法はこちら

PRP皮膚再生療法

PRP皮膚再生療法は、血小板が豊富な血漿を利用して肌の若返りを図る治療法です。

自己治癒力を最大限に活用することで、ニキビ跡の赤みはもちろん、シワ、たるみ、毛穴の改善にも効果が期待できます。

フォーシーズンズ美容皮膚科では、質の高い自己血小板を使用して化学成分の混入を避けることで、安全かつ効果的な治療を提供しています。

治療後の肌は、過去よりも明るく、若々しい状態に改善されることが期待できます。

PRP皮膚再生療法はこちら

幹細胞治療

幹細胞治療は、再生医療の一環として、肌の自然な若返りと健康を取り戻すためのおすすめの方法です。

この治療法は、老化のサインやニキビ跡による様々な肌トラブルに対して、根本的な改善を目指します。

患者様自身の皮膚から採取した細胞を用いることで、拒絶反応のリスクを最小限に抑え、安全性の高い治療が可能です。

フォーシーズンズ美容皮膚科で行われる幹細胞治療は、最新の技術と科学に基づいており、老化に伴うハリの失われた肌、深いシワやたるみ、そしてニキビ跡による凹凸や赤みなど、さまざまな肌の問題に対処します。

治療では、細胞の増殖と活性化を促すことで、肌細胞の自己修復力を高め、より健康的で若々しい肌へと導きます。

幹細胞治療のプロセスは、患者様の皮膚から最適な細胞を採取し、これを特殊な技術で培養・増殖させた後、老化やダメージを受けた肌部位に再注入するというものです。

この治療により、肌の細胞レベルでの修復が促進され、ハリと弾力のある肌、明るく均一な肌色、そして滑らかな肌の質感が回復され、自信を持って肌を露出できるようになります。

幹細胞治療はこちら

ダーマペン4

ダーマペン4は、微細な針を用いて肌の自然治癒力を刺激する治療法です。

ニキビ跡の赤みの減少、肌質の向上、アンチエイジング効果など、幅広い肌トラブルに対して高い改善効果が期待できます。

フォーシーズンズ美容皮膚科では、最新のFDA承認機器を使用し、患者様一人ひとりの肌の状態に合わせた治療を行い、ダウンタイムを最小限に抑えることで、忙しい日常生活に支障をきたさないよう配慮しています。

ダーマペン4を用いることで肌の自己治癒力を活性化し、肌細胞の更新を促進します。

ニキビ跡の赤みはもちろん、毛穴の開きや肌のくすみといった問題も同時に改善され、さらに治療後には美容成分を肌深くまで浸透させることが可能となり、治療効果の向上が期待できます。

ダーマペン4はこちら

ニキビ跡の色素沈着は年齢に関わらず形成されることがあるため、幅広い世代の方の悩みの種となっているでしょう。

放置して状態が良くなることはあまりないため、気付いた段階で早めに対処する必要があります。

上記でご紹介した通り、フォーシーズンズ美容皮膚科ではニキビ跡の色素沈着に対するさまざまな施術を行っているため、色素沈着が気になる方やセルフケアに限界を感じている方は、ぜひご相談ください。

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この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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