ニキビ跡が黒く残ってしまうと、肌が汚く見えたりメイクの手間が増えるため、悩む方は多いでしょう。
この記事では、ニキビ跡が黒く残る原因と治し方、さらにはフォーシーズンズ美容皮膚科で行っている施術について詳しくご紹介します。
黒いニキビ跡（色素沈着）ができるメカニズムは？
黒いニキビ跡、すなわち色素沈着は、気付いたら早めに対処することが重要です。
ニキビ跡が黒くなる現象は、見た目の悩みだけでなく、肌の健康状態にも影響を及ぼします。
ニキビ跡が黒く色素沈着を起こす理由を理解することで、再発や悪化を防ぐことができます。
ここでは、ニキビ跡が黒くなるメカニズムについて詳しく解説していきます。
ニキビ跡とは
ニキビ跡が生じるのは、ニキビの炎症が肌にダメージを与えたからです。
その中でも特に深い炎症を伴うニキビは、肌の深い部分まで影響を及ぼし、回復過程でコラーゲンの生成と修復が不均一に行われることがあります。
これにより、肌の表面が凹凸になったり、色素の沈着を引き起こしたりすることがあります。
ニキビ跡には赤みを帯びたものや、黒や茶色に見える色素沈着があるタイプがあります。
特に、色素沈着はメラニンの過剰生成により生じることが多く、ニキビの炎症によってメラノサイトが刺激されることで起こります。
自分に合ったスキンケアや治療を行うことでニキビ跡を改善することが可能ですが、根本的な治療には専門家の診断が必要となる場合があります。
色素沈着とは
色素沈着は、肌にメラニン色素が異常に蓄積することで生じる現象です。
これは、肌のダメージや炎症が原因でメラノサイトが活性化し、通常より多くのメラニンを生成してしまうために起こります。
メラニンは本来、肌を紫外線から守るために存在する色素ですが、過剰に生成されると肌の一部分が黒く見えるようになります。
特に、ニキビや怪我、炎症後の回復過程でこの現象が見られることが多いです。
色素沈着は一般的には時間が経つと自然に薄くなりますが、しつこい場合や美容上の問題となる場合には、美容皮膚科でのレーザー治療やピーリング、美白成分を含むスキンケア製品による治療がおすすめです。
早めに対処することで、色素沈着のリスクを最小限に抑えることができます。
ニキビ跡が赤黒い場合は血豆？
ニキビ跡が赤黒く見える現象は、血豆と呼ばれることもあります。
この状態は、ニキビの炎症によって皮膚の血管が損傷し、血液が周囲の組織に漏れ出すことで生じます。
血液中のヘモグロビンは赤色の色素であり、酸素と結合している状態では明るい赤色ですが、酸素を失うと暗赤色から黒っぽい色に変化します。
この変色したヘモグロビンが肌の内部に残り、表皮を通じて透けて見えることで、肌表面が赤黒く見えるのです。
特に、炎症が激しいニキビが治った後にこのような色素沈着が残ることがあります。
肌に赤黒いニキビ跡が見られる場合、それは血液の炎症反応の結果として考えられます。
治療としては、炎症を鎮め、血行を良くすることで自然治癒を促進し、必要に応じて専門医の診断を受けることが重要です。
ニキビ跡の色素沈着の原因と症状
ニキビ跡の色素沈着は、さまざまな原因によって引き起こされます。
肌の自然な治癒の途中に、要因となるメラニンの過剰生成を促し、色素沈着を形成します。
この色素沈着はニキビ跡の見た目を悪化させ、肌のトーンを不均一にするのです。
ニキビ跡の色素沈着には複数のタイプがあり、それぞれに特有の原因と症状が存在します。
ここでは、ニキビ跡の色素沈着を引き起こす主な原因と、それに伴う症状について詳しくご紹介します。
メラニン色素が関係している茶色のニキビ跡
メラニン色素は肌の色を決定する要因で、紫外線からの保護機能を果たしています。
ニキビが治った後に見られる茶色のニキビ跡は、主にメラニンの過剰な生成によるものです。
ニキビや皮膚炎症が原因で活性化したメラノサイトは、過剰なメラニンを生成し、その結果として肌に色素沈着を引き起こします。
この過程は、肌の自然な防御メカニズムの一部であり、ダメージを受けた皮膚を修復しようとする体の動きです。
しかし、過剰なメラニン生成が色素沈着となり、肌の色調が不均一に見える原因となります。
特に紫外線にさらされると、この状態は悪化する可能性があります。
日常的な紫外線対策、メラニン生成を抑える成分を含むスキンケアアイテムの使用、および定期的な皮膚の健康診断を受けることで、ニキビ跡を管理することができます。
ヘモグロビンが関係する紫色のニキビ跡
ヘモグロビンは赤血球の主要な成分であり、体内の酸素輸送を担っています。
皮膚の下にヘモグロビンが漏れ出すと、紫色のニキビ跡が生じることがあります。
この状態は通常、ニキビや皮膚の炎症によるもので、特に激しい炎症があった場合に見られます。
炎症が治まった後でも、漏れ出たヘモグロビンが皮膚内部に残り、紫色の色素沈着として現れることがあります。
この紫色の跡は、時間が経つにつれて徐々に薄くなり、肌の色が元に戻ることが一般的です。
しかし、色素沈着が持続する場合は、美容皮膚科などで専門的な治療を受けることがおすすめです。
炎症後紅斑（えんしょうごこうはん）と言われる赤色のニキビ跡
炎症後紅斑は、ニキビや他の皮膚炎症が原因で生じる肌の赤みです。
この赤みは、炎症によって拡張された微細な血管からの血液が皮膚の表面近くに見えるために生じます。
炎症が治まった後も、この赤みは残ることがあり、特に炎症が深刻だった場合に炎症後紅斑はよりハッキリ残ってしまう可能性があります。
この紅斑は、炎症の直後に最もわかりやすく見られ、時間が経過するにつれて徐々に薄れていきます。
しかし、炎症が強かったり皮膚の回復が遅かったりすると、赤みは長期間にわたって残ることがあります。
炎症後紅斑は皮膚の自然な治癒過程の一部であるため、通常は特別な治療は必要ありませんが、赤みが長引く場合や美容の観点から気になる場合は、治療に頼ることで改善が期待できます。
毎日のスキンケアで保湿を心がけ、炎症を最小限に抑えることも、炎症後紅斑の改善に役立ちます。
▼ニキビができる原因の詳細はこちら
しこりのある黒いニキビ跡は美容外科に相談を
しこりを伴う黒いニキビ跡は、皮膚深部までダメージが及んでいる状態です。
これは、ニキビが深い炎症を引き起こし、肌内部の組織が傷ついてしまったことが原因です。
しこりがある部分の肌は硬くなり、触ってわかるほどの状態となります。
このタイプのニキビ跡は、単に表面的な色素沈着以上の問題を抱えており、深い層の組織修復が必要になることが多いです。
そのため、一般的なスキンケアや治療では対応しきれないことがあり、専門的な治療が必要になる場合があります。
美容外科や美容皮膚科では、レーザー治療やマイクロニードリング、ケミカルピーリングなどの方法で、しこりのあるニキビ跡を治療することができます。
これらの施術では、肌の深部にあるダメージに対して新しい細胞の成長を促進することで肌の質を改善します。
しこりのあるニキビ跡には、このような専門的な治療がおすすめで、美容外科の専門医に相談してみましょう。
黒く色素沈着したニキビ跡の治し方4つ
黒く色素沈着したニキビ跡を治すためには、正しい方法を実践することが重要です。
色素沈着は、適切なケアを行わないと長期間にわたって肌に残り続けることがあります。
しかし、正しいケアを継続することでこれらの跡を薄くし、元々の肌の美しさを取り戻すことが可能です。
ここでは、黒いニキビ跡の色素沈着を改善するための方法を4つご紹介します。
ターンオーバーのリズムを整える
肌のターンオーバーとは、古い皮膚細胞が剥がれ落ちて新しい細胞に生まれ変わる自然な過程です。
正常なターンオーバーの周期は約28日間で、この周期が乱れるとニキビ跡の色素沈着などの肌トラブルが発生しやすくなります。
ターンオーバーのリズムを整えるためには、定期的な角質除去と保湿ケアがおすすめです。
角質ケアには、肌に優しいピーリング剤やスクラブを用いることで古い角質層を取り除き、健康な肌細胞の生まれ変わりを促進します。
また、肌の水分と油分のバランスを保つために、自分の肌に合った保湿剤を使用し、肌を柔らかく保つことが重要です。
肌のバリア機能を強化し、外部の刺激から肌を守ることで、ターンオーバー正常に行われるようにサポートします。
紫外線対策をする
紫外線は肌に対するダメージが大きく、色素沈着の原因となるメラニンの過剰生成を促進します。
ニキビ跡を治療するには、日焼け止めの使用や適切な紫外線対策が欠かせません。
毎日の紫外線防止策として、SPF値が高く広範囲の紫外線をカバーする日焼け止めを選び、定期的に塗り直すようにしましょう。
屋外での活動時には、帽子やサングラス、長袖の服を着用してきちんと肌を保護し、紫外線の強い時間帯には外出を避けることもおすすめ。
これらの対策を行うことで紫外線による肌へのダメージを最小限に抑え、色素沈着のリスクを低減させることができます。
バランスの良い食事とビタミンを摂取
健康な肌を維持するには、栄養バランスの取れた食事が不可欠です。
ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAを含む食品は肌の修復を助けるため、色素沈着を防ぐのにおすすめの栄養素です。
ビタミンCはコラーゲンの生成を促進し、ビタミンEは紫外線から肌を守る抗酸化作用があり、ビタミンAは肌の再生が期待できます。
これらの栄養素を多く含む新鮮な果物、野菜、魚、ナッツを積極的に食べることで、肌は自然な美しさを保つことができます。
また、水分摂取も重要で、十分な水分を取ることで体内のデトックスを促し、肌細胞に必要な水分を供給することができます。
適切な水分摂取は肌の柔軟性を保つため、ターンオーバーを助けることにもつながります。
健康的な食生活は、体内から肌をケアし、ニキビ跡の治療にも役立ちます。
しっかりと睡眠を取る
しっかりと睡眠を取ることで、肌のターンオーバーを促進し、肌細胞の修復と再生に必要な時間を確保します。
深い睡眠中には、成長ホルモンの分泌が活発になり、肌の再生が最も行われます。
不足した睡眠は、肌の老化を早める原因となり、色素沈着やニキビ跡の治癒過程にも悪影響を及ぼす可能性があります。
睡眠の質を高めるために以下を気をつけましょう。
・一定の睡眠スケジュールを維持する
・快適な睡眠環境を整える
上記を意識することで睡眠による肌の自然な回復力が高まり、色素沈着の治療と予防につながります。
スキンケアを行う
毎日のスキンケアは、ニキビ跡と色素沈着を抑える上で必要不可欠です。
適切に洗顔をすることで肌を清潔に保ち、余分な皮脂や汚れ、死んだ皮膚細胞の除去ができ、肌トラブルを防ぎます。
洗顔後は、保湿剤を使用して水分バランスを整えましょう。
肌の乾燥はターンオーバーの遅延や色素沈着を引き起こす可能性があるため、保湿はスキンケアの中でも特に重要です。
さらに、抗酸化成分や美白成分を含むスキンケアアイテムを選ぶことで、色素沈着の治療と予防が期待できます。
ニキビ跡のNGスキンケア
ニキビ跡のケア方法には、ついついやりがちな対処法でも実はNGである方法が存在します。
不適切なスキンケアは、ニキビ跡を悪化させるだけでなく、新たな肌トラブルを引き起こす可能性があります。
ここでは、ニキビ跡のケアにおいて避けるべき行為と、肌に与える影響について詳しくご紹介します。
正しいスキンケアを行い、ニキビ跡の改善と肌の健康を促進しましょう。
ニキビを潰す
ニキビを無理に潰す行為は、ニキビ跡を悪化させる原因の一つです。
ニキビを圧出することで肌に炎症を引き起こし、感染のリスクを高めることがあります。
特に、深いニキビや硬いしこりを伴うニキビを無理に潰すと、皮膚深部の組織にダメージを与え、色素沈着や瘢痕（はんこん）を引き起こすことも。
一方で、医療機関では面皰圧出と呼ばれる専門的な手法を用いてニキビを処理することがあります。
これは専門の器具を使って、炎症を起こす前にニキビの内容物を清潔に除去する方法です。
このような施術はニキビの正しい治療法として行われ、肌へのダメージを最小限に抑え、ニキビ跡のリスクを減らすことができます。
ゴシゴシ洗顔
ゴシゴシと力を入れて肌を洗うと肌のバリア機能を低下させ、乾燥や赤み、さらには新しいニキビを引き起こす原因となります。
肌は自然に保護層を形成して外部刺激から守っているため、強い摩擦や圧力によって保護層を破壊し、肌の防御機能を弱めます。
強く洗顔することで、肌の自然な油分が取り除かれ、乾燥や刺激を受けやすい状態になります。
洗顔は優しく、かつ適量の洗顔料を使って、肌を軽くマッサージするように行うことがおすすめです。
これにより、汚れや余分な皮脂は取り除かれるものの、必要な油分と水分は保持されるため、肌の健康が維持されます。
熱いお湯で顔を洗う
熱いお湯で顔を洗うと肌に悪影響となるため避けましょう。
熱いお湯は肌の必要な皮脂を過剰に取り除き、自然な保湿因子を失わせることがあります。
これにより肌の水分が奪われ、乾燥や刺激、敏感肌の原因となることがあります。
温度の高い水は、肌の表面の細胞を痛め、赤みやかゆみを引き起こすことも。
適切な洗顔のためには、ぬるま湯を使用することがおすすめです。
ぬるま湯は肌の汚れや余分な皮脂を除去しつつ、肌の必要な油分と水分を保持し、バリア機能を損なわないため、肌にとって最も優しい洗顔方法と言えます。
色素沈着したニキビ跡を消す市販の美白化粧品
色素沈着したニキビ跡を目立たなくするためには、美白化粧品もおすすめです。
市販されている美白化粧品には、さまざまな有効成分が含まれており、それぞれが肌の色素沈着に対して機能します。
メラニンの生成を抑制したり肌のターンオーバーを促進したりするなど、さまざまな効果が期待できます。
ここでは、色素沈着したニキビ跡におすすめの美白有効成分の種類と特徴を詳しくご紹介します。
①アスコルビン酸
アスコルビン酸（＝ビタミンC）は、肌の色素沈着に対しておすすめの美白成分の一つです。
メラニンの生成を抑えることで知られており、ニキビ跡の色素沈着やシミの予防と改善に役立ちます。
アスコルビン酸は、肌のコラーゲン生成を促進し、紫外線によるダメージから肌を保護する抗酸化作用も持っています。
市販の美白化粧品に含まれるアスコルビン酸は、安定して配合されていることが多く、肌への浸透率も高いため、毎日のスキンケアに取り入れやすいと言われています。
定期的に使用することで肌のトーンを均一にし、明るい肌を目指すことができます。
②ε-アミノカプロン酸
ε-アミノカプロン酸は、肌の炎症を抑える効果が期待でき、ニキビ跡に伴う赤みや色素沈着の改善におすすめの美白有効成分です。
炎症反応を抑制することでメラニンの過剰生成を防ぎ、肌の色素沈着を軽減します。
また、肌の敏感さを和らげる効果もあるため、敏感肌やニキビ肌の人にもおすすめです。
市販の美白化粧品の中には、ε-アミノカプロン酸を含む製品が多く、こまめに使用することで肌の明るさと透明感を取り戻す効果が期待できます。
③アラントイン
アラントインは、肌の修復と保湿に優れた効果が期待できる成分です。
肌の細胞再生を促進し、傷や切り傷、やけどなどの治癒を助けることから、ニキビ跡の回復過程においても効果的とされています。
色素沈着したニキビ跡に対しても、肌の再生を促し、健康な肌へと導きます。
保湿性も高いため、肌の乾燥を防ぎ、肌を柔らかく滑らかに保つ効果も期待できます。
アラントインを含むスキンケアアイテムは、肌のバリア機能を強化するため、全体的な肌質の改善が目指している方にもおすすめです。
④グリチルリチン酸
グリチルリチン酸は、甘草由来の成分で、抗炎症作用があります。
肌の赤みや腫れ、刺激を和らげることから、ニキビやニキビ跡の炎症を抑えたい方におすすめです。
また、メラニンの生成を抑制し、色素沈着の予防や改善にも役立ちます。
グリチルリチン酸を含むスキンケアアイテムは肌を穏やかに整えるため、敏感肌の人にもおすすめです。
定期的な使用により、肌の状態を改善し、明るく健康的な肌を目指すことができます。
グリチルリチン酸は、炎症を鎮めると同時に肌の赤みや刺激を和らげる効果が期待できるため、特に炎症を伴うニキビ跡に適しています。
この成分が含まれるアイテムを使用することで、肌の不快感を軽減し、肌トラブルのリスクを低下させることが期待できます。
⑤ニコチン酸アミド
ニコチン酸アミド（＝ビタミンB3）は、肌の色素沈着や肌の老化に対する効果が期待できます。
メラニンの過剰な生成を抑制し、すでに存在する色素沈着の分解と排出を促進することで、ニキビ跡の改善につながります。
加えて、ニコチン酸アミドは肌のバリア機能を強化し、水分保持能力を高めることで、全体的な肌の健康を改善します。
この成分を含む美白化粧品は、毎日のスキンケアに取り入れやすく、肌のトーンを均一にし、細かなシワや肌のくすみを減らす助けとなります。
ニキビ跡だけでなく、肌全体の健康と美しさを目指すためにも、ニコチン酸アミドを含むアイテムの使用がおすすめです。
ニキビ跡が黒くなって早く消したい時はフォーシーズンズ美容皮膚科に相談
ニキビ跡が黒く色素沈着してしまった場合、迅速な対策が必要です。
深刻な状態や早期の改善を望む場合は、専門のクリニックに相談しましょう。
肌の状態を正確に診断し、最もおすすめの治療法を提案してくれます。
フォーシーズンズ美容皮膚科では、最先端の治療技術と一人ひとりに合ったプランを通じて、ニキビ跡の色素沈着を速やかに、そして効率的に改善することが可能です。
ここでは、フォーシーズンズ美容皮膚科で行っている施術についてご紹介します。
ACRS（自己血サイトカインリッチ）療法
ACRS療法は、患者様ご自身の血液から抽出した成長因子と抗炎症性サイトカインを使用する先進的な皮膚再生治療です。
この治療法は、毛穴の開き、ニキビやニキビ痕の改善、肌のハリや弾力の向上、シワやたるみの減少、透明感のある美肌を目指す方にもおすすめです。
ACRS療法は炎症を抑えつつ肌細胞の再生力を高め、活性化させます。
患者様の血液から特定の成分を濃縮して抽出し、その血清を皮膚に注入することで、自然なエイジングケアと皮膚トラブルの改善を目指します。
根本的な肌細胞の減少に着目し、老化の原因となるシワやたるみを改善することで、ナチュラルな美しさを取り戻すことが可能です。
PRP皮膚再生療法
PRP皮膚再生療法は、自己の血液を利用した自然なアンチエイジング治療法です。
PRP（多血小板血漿）は組織再生を促すサイトカインを豊富に含んだ血液成分で、自己治癒力を高めることが期待できます。
特にニキビ跡の改善、毛穴の状態の向上、シワやたるみの減少に効果的です。
真皮層にPRPを注入することで、線維芽細胞が活性化し、肌の若返りを促進します。
化学成分を使用せず、純粋な自己血小板のみを使用することで、自然で持続的な美肌効果を実現し、若々しい肌質へと導きます。
PRP療法は、シコリのリスクが少なく、長期的な美容効果を求める方にもおすすめです。
幹細胞治療
幹細胞治療は、患者自身の肌細胞を利用して肌の若返りと再生を目指す方法です。
顔全体の引き締め、毛穴の改善、ニキビ痕の修復、シワやたるみの減少など、多岐にわたる肌の問題に対応しています。
抽出した肌細胞を培養し、問題がある部位に移植することで、細胞レベルでの肌質の改善と再生が期待できます。
幹細胞治療は自然なエイジングケアを行いたい方や、老化に伴う肌の変化に対抗していきたい方にもおすすめです。幹細胞治療はこちら
ダーマペン4
ダーマペン4は、微細な針を用いて肌に穴を開け、自己治癒力を促進することで肌の再生を図る治療法です。
細かい針で肌に微細な穴を開けることにより、肌の自然な治癒過程を促し、細胞の再生を助けます。
ダーマペン4は、アメリカのFDA承認を受けた機器で、従来のダーマペンよりも針の数が多く、ダウンタイムが短いことが特徴です。
ニキビ跡、毛穴の開き、シワ、たるみなど、さまざまな肌の問題に対してもおすすめです。
ダーマペン4はこちら
ニキビ跡が黒くなるメカニズムを理解して予防を行うことは大切ですが、セルフケアだけでは限界があることも事実です。
セルフケアでは改善が見られない方や、早く改善したい方は、ぜひフォーシーズンズ美容皮膚科にご相談ください。フォーシーズンズ美容皮膚科クリニックはこちら
脇田尚子 先生
-
過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。
▼勤務経験
神戸大学病院皮膚科
神戸西市民病院皮膚科
兵庫県立加古川医療センター皮膚科
東神戸病院皮膚科
フォーシーズンズ美容皮膚科
