ニキビの原因とは?ニキビの治し方を種類や部位別に解説

ニキビ跡
ニキビ跡

ニキビ肌は歳を重ねるとニキビ跡として残りやすく、綺麗に治すことが難しくなっていきます。

少しでも早く綺麗にニキビを治したいと考えている方へ、ニキビのメカニズムからおすすめの治療法をご紹介しています。

何故ニキビができるかを知ることで、根本解決が可能になるのでぜひご参考にしてください。

ニキビができるメカニズム

ニキビができるメカニズム

ニキビができる原因は、ターンオーバーの乱れが起こることで現れます。

  • 毛穴の塞がり
  • 皮脂の過剰分泌
  • アクネ菌の増殖

特にこれらの3つの理由が原因で、肌に炎症としてニキビができるメカニズムです。

ニキビの元となるアクネ菌は酸素が苦手なので、詰まった毛穴に酸素が届かなくなることでより成長して大きくなっていきます。

最初は毛穴の入り口が塞がり白ニキビができます。
白ニキビにアクネ菌が繁殖し炎症が起こることで赤ニキビが現れ、炎症が悪化・膿が溜まり膿胞ニキビに変化してしまいます。

通常であればターンオーバーによって、定期的に古い角質が剥がれていきます。

しかし何かしらの原因でターンオーバーが乱れてしまうと、正常な皮膚の新陳代謝ができなくなるため毛穴が塞がり炎症に繋がってしまうのです。

ニキビの原因

ニキビの原因

ニキビができる主な原因は、肌のターンオーバーの乱れ・毛穴の詰まりです。

ではなぜそのような不調が現れるのか、ご自身に当てはまる原因はないかチェックしてみましょう。

食生活

ニキビの原因1つ目は『食生活』です。

無理なダイエットや食べ過ぎ・食生活の偏りが原因となり、肌に必要な栄養素が不足することでホルモンバランスが乱れてしまいます。

肌トラブルを回避するためにも、栄養バランスを考えた食事を意識することが大切です。

肌トラブルを回避するために意識したい【五大栄養素】
1.炭水化物
2.たんぱく質
3.脂質
4.ビタミン
5.ミネラル(無機質)
偏りのある食生活だけではなく、アルコールの過剰摂取や辛すぎる食べ物といった刺激物も肌にとっては刺激になるので注意が必要です。
また、寝る直前に食事をしたり食べてすぐ寝ることも、内臓に負担がかかり肌に悪影響です。
食事をした後は最低2時間の間隔を空けて、寝るようにしましょう。

睡眠

ニキビの原因2つ目は『睡眠』です。

食生活に問題はないのによくニキビができる人は寝ていると思っていても、質の良い睡眠が取れていないかも知れません。

睡眠がしっかり取れていないと疲労が蓄積され、睡眠中に分泌されている成長ホルモンが正常に生成されずターンオーバーの乱れに繋がります。

「どうしても眠れない」「深い睡眠ができない」という方は、使用している寝具の見直しをしてみましょう。

適度な運動を日々の生活に取り入れることで、自律神経が活性化されるのでホルモンバランスの乱れも自然と整ってきます。

睡眠不足が続くと疲れも取れずニキビができやすい体質になっていく可能性もあるため、できるだけ早く改善するようにしましょう。

ストレス

ニキビの原因3つ目は『ストレス』です。

ストレスはニキビを悪化や免疫力の低下・自律神経やホルモンバランスの乱れなど、体だけではなく肌にも大きな悪影響を与えます。

ホルモンバランスが乱れると、皮脂の分泌が増え毛穴の詰まりの原因になります。

また、ストレスから身を守るために、肌に必要なビタミンCを大量に消費するため炎症が進んでしまいます。

さらに免疫力が下がりバリア機能が低下し、ターンオーバーも乱れていきます。

ストレスはどんなことに対してもいいことではありませんので、適度にストレス発散をすることで気分転換にもなるのでおすすめです!

特に湯船に浸からずシャワーで済ませる方は、できるだけ毎日湯船に浸かり体を温めてみてください。

体が温まると副交感神経が優位に働くので、リラックスできるためストレスが軽減されます。

ホルモンバランス

ニキビの原因4つ目は『ホルモンバランス』です。

生理前にニキビができやすい方は、ホルモンバランスが肌の状態を左右していると考えられます。

ホルモンバランスが乱れると、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが崩れることから起こります。

女性ホルモンに含まれているエストロゲン(卵胞ホルモン)
→肌に必要なヒアルロン酸やコラーゲンを作る
男性ホルモンに含まれているプロゲステロン(黄体ホルモン)
→皮脂の過剰分泌・角質を分厚くする

ホルモンバランスが崩れるとエストロゲンが過剰分泌され、毛穴が塞がりニキビができる原因に繋がります。

排卵前になるとエストロゲンの分泌が減少し、排卵後はプロゲステロンが増えるので皮脂が過剰分泌されます。

どうしても生理前後はホルモンバランスが乱れやすくなるので、日常生活の食事や睡眠・正しいスキンケアなどを心がけるようにしましょう。

紫外線

ニキビの原因5つ目は『紫外線』です。

紫外線はニキビだけではなく、シミやシワなどさまざまな肌トラブルに繋がります。

日々の紫外線対策を行なっていないと、下記のような理由でニキビが増えてしまいます。

  • 角質層が分厚くなり毛穴が狭くなる
  • メラニン色素が増加し茶色いニキビ跡ができやすくなる
  • 活性酸素が発生しアクネ菌が繁殖しやすくなる

紫外線対策として日焼け止めやUVカット効果のある製品を使用する以外にも、食品やサプリで内側から摂取すると美肌につながるのでおすすめです。

外出の予定がなくとも毎日日焼け止めを使用することで、肌を紫外線や花粉などの肌に有害なものから守ることができます。
紫外線対策はできる限り継続していくことが、とても大切です。

スキンケアの間違い

ニキビの原因6つ目は『スキンケアの間違い』です。

間違ったスキンケアを続けていると、肌に負担がかかりニキビができる原因を作ってしまいます。

肌に合わないスキンケア用品を使い続けることはもちろん、洗顔で肌をゴシゴシ擦っていたり洗浄力が強い洗顔料を使用してしまうと、肌に大きな負担がかかります。

洗顔は優しく肌を撫でながら円を描くように洗浄し、保湿はできるだけ早く行なってください。

洗顔と肌のスキンケアは毎日行うものなので、正しい方法でご自身に合うスキンケア用品を使用するようにしましょう。

乾燥

ニキビの原因7つ目は『乾燥』です。

特に乾燥は大人ニキビができる原因の一つと考えられ、ターンオーバーが乱れることで古い角質が毛穴を塞ぎニキビや炎症として現れます。

また、潤いがなくなるため肌のバリア機能が低下し、紫外線や花粉・大気汚染から肌を守ることができず炎症が起こってしまいます。

肌を柔らかく保ち保湿をすることが大切です。

ニキビのような肌の炎症から守るために、毎日のスキンケアで保湿を徹底することがとても重要になります。

身体の冷え

ニキビの原因8つ目は『体の冷え』です。

あまり知られていませんが、体が冷えている冷え性の方はニキビができやすい体質。

体が冷えると血液循環が悪くなるため、皮膚に供給されるはずの栄養素が不足してしまいます。

さらに老廃物の排出がうまくいかなくなり、ニキビがなかなか治りにくくなります。

他にも肩こりや便秘・手足の冷えに繋がり、最終的には睡眠の質も悪くなってしまうため体の健康にとても悪影響を与えます。

体を温めるためには生姜や玉ねぎといった体を温める作用のある食材を摂取することや、軽い運動をすることで血行が良くなり温まりやすい体を作ることができます。

軽いストレッチや体操・白湯を一杯飲むだけでも、血液循環が促進されるのでおすすめです。

ニキビには種類がある

ニキビには種類がある

ニキビには種類があり、できる原因が異なります。各ニキビが何故できるのかを知っておくことで、正しい対処をすることができます。

また、ニキビ跡が残りにくく綺麗に治すことができるでしょう。

白ニキビ

白ニキビはニキビの初期段階で、炎症は起きていない状態です。

毛穴に皮脂が詰まり皮膚の表面が少し盛り上がった状態のニキビで、比較的簡単に対処ができるニキビです。

毛穴を詰まらせないように正しい洗顔と、ご自身の肌に合ったスキンヘア用品を使用し保湿を徹底しましょう。

また、生活習慣やホルモンバランスの乱れを整えることで、自然と治ることもあります。

白ニキビは潰したくなりますが、潰さないように清潔な肌を保ちあまり触らないようにしましょう。

黒ニキビ

黒ニキビは毛穴に詰まった皮脂が酸化して、黒くなった状態のニキビです。

痛みや痒みが出ることはなく、白ニキビと同じく炎症が起きていない状態です。

白ニキビと同様に正しい洗顔と規則正しい生活習慣・保湿をすることが大切。
黒ニキビは目立ちやすいニキビでもあるので、角質を無理やり取りたくなりますができるだけ自然に治癒するまで刺激を与えないことをおすすめします。
強い刺激を与えたことで炎症につながってしまったり、毛穴が詰まる原因にもなりかねません。
また、ニキビ跡ができてしまう可能性もありますので、無理やり潰したりすることはNGです。

赤ニキビ

赤ニキビは白ニキビ・黒ニキビが、炎症を起こしている状態のニキビです。

炎症が起きてしまったニキビは少しでも早く、薬などを使用して炎症を抑えるようにします。

痛みや痒みを伴うことがあるため、できるだけ刺激を与えないようにすることも大切です。

ファンデーションやコンシーラでニキビを隠したくなると思いますが、刺激を与えないためにもできるだけ使用を控えることをおすすめします。

また、できるだけ肌を清潔に保つように心がけましょう。

黄ニキビ

黄ニキビは赤ニキビがさらに悪化して、化膿し膿が溜まった状態のニキビです。

細菌と白血球が戦った後が膿となって現れます。

炎症が治ってもニキビ跡が残りやすくなるので、色素沈着やクレーター(凸凹)のように肌に残ります。

赤ニキビが悪化したものなのでできるだけ、速やかに病院へ受診し薬を処方してもらいましょう。

また、ご自身で膿を取り出そうとすると、細菌が肌に入り込みさらに悪化してしまう可能性があります。

できるだけ早く綺麗に治療をしたい方は、必ず医療機関へ受診して治療をするようにしてください。

部位別のニキビの原因と治し方

部位別のニキビの原因と治し方

ニキビができる部位によって、ニキビができる原因と最適な治し方が異なります。

ご自身のニキビがどこの部位にできているかで、対処法を確認してみてください。

おでこのニキビの原因と治し方

おでこは皮脂の分泌が多い部位なので、生え際やTゾーンはニキビができやすいです。

おでこの思春期ニキビはホルモンバランスの乱れによって現れやすいニキビが多く、大人ニキビは生活習慣の乱れやシャンプーの刺激や洗い残しが原因でできることが多いです。

そのためどちらも正しい洗顔方法と保湿を行うことで、徐々に治癒されるでしょう。

また、十分な睡眠と野菜を意識して食事に取り入れることで、短時間で改善することが期待できます。

口周りのニキビの原因と治し方

口周りのニキビは一度治っても再発がしやすく、頑固なニキビです。

何度もできるため炎症が起きやすく、場合によって化膿してしまうことも少なくありません。

最近ではマスクをする機会も増えたことで、口周りはニキビができやすい場所の一つです。

口周りにニキビができる時は、下記のような原因が考えられます。

  • ストレスが溜まっている
  • 胃が弱っている
  • 体の冷え

他にも婦人科系の病気がある時・抵抗力が落ちている時に、口周りにニキビができることがあります。

もし口周りにニキビができてしまったら、まずは体を温めるように心がけてください。

また、胃腸が弱っている可能性もあるので、なるべく胃腸に優しいものを食べるようにしましょう。

ほっぺのニキビの原因と治し方

ほっぺのニキビは、大人ニキビができやすい部位です。

ほっぺは皮脂の分泌が少ないのであまりニキビができない場所と思われがちですが、乾燥しやすいためバリア機能が低下しやすい場所です。

寝ている時に布団や枕に肌が擦れたり肌に合わないメイク用品・スキンケア用品を使い続けると、肌の乾燥が進みニキビの原因になります。

また、ストレスや疲労でホルモンバランスが乱れたり、内臓が悪い時にもほっぺにニキビができやすいです。

対処法として食べ過ぎ飲み過ぎをしないことも大切ですが、寝具やメイク道具を清潔に保つことで改善の近道になります。

また、保湿も忘れないようにしましょう。

鼻のニキビの原因と治し方

鼻は皮脂が多い場所で、ニキビができやすい部位の一つ。

また、炎症も起こしやすく、毛穴の深さがあるのでニキビ跡が残りやすいです。

  • 疲れやストレス
  • アレルギーなどで鼻をかみすぎる
  • 皮脂が溜まっている

アレルギーなどで鼻をかむことで、頻繁に皮脂を拭き取ってしまうことも考えられます。

鼻の下にニキビができやすい方は、内臓が弱っていることを疑いましょう。

鼻の下のニキビはを改善するには皮脂の分泌を減らし、しっかり眠り生活習慣を整えることを意識しましょう。

顎のニキビの原因と治し方

顎のニキビはホルモンバランスの乱れが原因で現れることが多いです。

紫外線の影響で乾燥もしやすく、紫外線対策や保湿を怠るとニキビがよりできやすい場所といえます。

紫外線対策と保湿をしっかりと行い、適度なストレス発散と質の良い睡眠を摂ることで改善されます。

背中のニキビの原因と治し方

背中は皮脂腺が多いため、皮脂の分泌が多く毛穴が詰まりやすい部位。

蒸れやすかったり衣類に皮膚が擦れ刺激になったり、菌が繁殖しやすいので一度ニキビができてしまうと治りにくいです。

中には乾燥が原因でニキビができて、痒みが伴う場合もあります。

背中のニキビは生活習慣の改善と、背中を清潔に保つことが重要です。

ゴシゴシ洗いすぎるのは良くありませんので丁寧に洗い、すすぎ残しのないようにしてください。

忘れずに保湿をするようにしましょう。

思春期ニキビと大人ニキビの原因と治し方

思春期ニキビと大人ニキビの原因と治し方

同じニキビでも【思春期ニキビ】と【大人ニキビ】は、原因と治し方が違います。

適切な対処をするためにも、原因と治し方を知っておきましょう。

思春期ニキビの原因と治し方

思春期ニキビは成長期のホルモンが、過剰に皮脂を分泌させることによってできるニキビです。

過剰に皮脂が分泌されるため、毛穴が詰まりやすくアクネ菌の繁殖を促進させます。

特におでこや鼻にニキビができやすい方が多くみられます。

思春期ニキビはニキビケア専用の洗顔料で、優しく洗い清潔な肌を保つことが大切です。
食事面ではビタミンを多く含む食事を心がけることで、より効果的にニキビを治療することができます。

大人ニキビの原因と治し方

大人ニキビは代謝が悪くなり、ターンオーバーが乱れることでできるニキビです。

ストレスや不規則な生活習慣・睡眠不足・食べ過ぎや飲み過ぎなど、大人になると多くの理由で肌のターンオーバーが乱れニキビの原因になります。

大人ニキビは治りにくく再発もしやすいため、日頃の生活習慣・肌のケアがとても大切です。

清潔な肌を保つことはもちろん、忘れずに保湿をしっかりすることで肌のターンオーバーを整えることに繋がります。

どうしても仕事の付き合いで飲み会が続いてしまったり不規則な生活が続いてしまったりする場合は、ビタミンを意識して摂るようにしましょう。

大人ニキビで治りにくい・炎症が起きているニキビだと、『毛のう炎』や『おでき』『脾粒腫』『粉瘤』といったニキビに似ているできものである場合もあります。
1ヶ月以上ニキビが治らない場合は、一度病院へ受診することをおすすめします。

ニキビ肌のスキンケアの注意点

ニキビ肌のスキンケアの注意点

ニキビ肌のスキンケは間違えてしまうと、ニキビを悪化させてしまう可能性があります。

各項目で注意しなければならないことを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

メイク落としの注意点

メイクは毛穴を塞いてしまうため、もしニキビがあると悪化させてしまう可能性があります。

できるだけ帰宅後はすぐにメイクを落とすように心がけましょう。

メイクを落とすために顔をゴシゴシ擦るようなクレンジング法はNGです。

肌に負担をかけないように優しく、肌にクレンジングをなじませるように行いましょう。

使用するクレンジングによっては、しっかりと乳化して洗い流すことも大切です。

また、熱いお湯で洗ってしまうと皮膚が乾燥しやすくなります。

30度〜34度程度のぬるま湯で洗うことで、不要な皮脂もしっかりと洗うことができます。

洗顔の注意点

洗顔はクレンジングの洗い残しや皮脂・角質などの汚れを落とすために、とても大切な工程です。

洗いすぎも良くありませんが1日1回は洗顔料または石鹸を使用して、洗顔をしてください。

洗顔をする際はしっかり泡を立て、泡を潰さないように肌を優しく洗いましょう。

最後は洗い残しがないように、しっかりと洗い流してください。

温度は30度〜34度程度のぬるま湯で洗うようにしましょう。

保湿の注意点

肌が乾燥しているとニキビができる原因をつくってしまうため、保湿をして柔らかい肌を作ることはとても大切です。

ニキビケアとして肌を保湿する場合は、油分の少ないものを選びましょう。

ニキビの治療薬によっては脂性肌の方でも、乾燥してしまうことがあります。

  • コラーゲン、アミノ酸、セラミド(保湿成分)
    グリチルリチン酸K2(抗炎症作用)
    サリチル酸イソプロピルメチルフェノール(殺菌作用)

保湿と一緒に肌の炎症を抑えたいと考えている方は、上記の成分を参考にケア用品を探してみてください。

また、シカ成分を含んでいる化粧品はニキビ予防に効果があるのでおすすめです。

紫外線に対するケアの注意点

紫外線対策はニキビ対策以外にも、肌を健康に保つためにとても大切です。

外出をしないからといって紫外線対策を怠ると、紫外線が蓄積され乾燥肌を作ってしまいます。

家にいる時もできる限り日焼け止めを塗り、紫外線対策をすることが大切です。

また、日焼け止め以外にもUVカット効果のある日傘や帽子・メガネ・洋服を着用することで、体全体の紫外線対策が可能になります。

毎日使うものだからこそ、低刺激の日宇明けどめを選ぶことをおすすめします。

曇りや雨日でも紫外線の影響はありますので、忘れずに対策をするようにしましょう。

市販のニキビ薬などの注意点

病院へなかなか行けなかったり低コストでニキビ薬を使用したいという方は、大人ニキビ向けの製品を選ぶようにしましょう。

ただし市販の薬なのでどうしても、処方される薬に比べ効き目が弱く長期戦になることが考えられます。

敏感肌といった肌が弱い方や早く治したいという方はできるだけ、処方してもらってニキビ薬を使用することをおすすめします。

また、処方された薬と市販薬の併用は、危険ですので絶対にやめてください。

メイク時の注意点

ニキビ肌のメイク時に注意するポイントは、オイルフリーの製品を選ぶことです。

皮脂が溜まりニキビができるので、さらに油性成分を使った製品を使用するとさらに毛穴を塞ぐことになりNGです。

メイクでニキビを隠したいメイクでニキビを隠したいという方は、ニキビの色合いによってカラーコントロールをして厚塗りにならないようにしましょう。

また、ポイントメイクをすることで、ニキビから視線を逸らすことで目立たなくなります!

美容皮膚科でできるニキビの治療

美容皮膚科でできるニキビの治療

ニキビをできるだけ綺麗に早く治療したい方は、美容皮膚科でニキビの治療を受けることをおすすめします。

美容皮膚科では肌を綺麗に治す・見せることに特化した医療を行なってるので、綺麗に治療したい方は是非ご検討ください。

白・黒ニキビの治療

炎症を起こしていない白ニキビと黒ニキビの治療は、肌再生治療のACRS療法がおすすめです。

年々少なくなってくる成長因子をご自身の血液から抽出し、増幅させたものを注入することで肌再生を促します。

ADRSに含まれる成長因子は、コラーゲンやヒアルロン酸の生成・細胞の成長促進や創傷治癒を促進させる効果を期待できるためニキビ治療ととても相性がいいです。

また、肌の老化に悩む方には肌の再生力で、くすみやシワ・たるみの改善効果も期待できます。

他にもピーリングを行うことで毛穴詰まりを改善し、殺菌することでニキビに有効的な効果があります。

フォーシーズンズのACRS療法はこちら

赤・黄ニキビの治療

赤ニキビや黄ニキビの治療は、上記の治療と同じくACRS療法が最適です。

ご自身の元々持っている肌再生力を最大限に生かし、注入することでより自然にニキビの治療をすることができます。

炎症が起きている赤ニキビと黄ニキビはニキビ跡になりやすいですが、肌再生治療を行うことで跡になりにくく綺麗に治療することが期待できます。

また、ご自宅で行えるアフターケア用品も用意しているので、ニキビができやすい部位を重点的に治療することが可能です。

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酒さ・化膿ニキビ・毛細血管拡張症

フォーシーズンズではニキビが悪化した際に起こりうる、酒さや化膿ニキビ・毛細血管拡張症といった症状の治療も行っています。

ニキビダニが原因でできてしまった酒さや化膿ニキビは、早急に対処する必要があるニキビの症状です。

赤みや痛み・痒みを伴う方もいるため、潰してしまうという方も多いです。

治療法としてイベルメクチンクリームで赤みや化膿・毛穴のポツポツといった症状を抑えていきます。

ニキビダニを死滅させることで、根本治療を受けることができます。

フォーシーズンズのイベルメクチンクリームはこちら

この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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