手や指のシワをなくす方法や原因、効果的なハンドケアも紹介!

シワ
手や指のシワをなくす方法や原因、効果的なハンドケアも紹介! シワ

手や指のシワは、顔や首周りのシワよりも年齢が現れやすい部位です。

あまり日々のケアを意識していないと、実年齢より6歳も老けた印象を与えてしまう可能性も…。

特に運転をよくしたり水仕事をしたり、不規則な生活がよく続く人は、手やフビにシワを作りやすいです。

そんな手や指のシワはどうしたら治るのか・改善できるのかを知りたい人は、ぜひ最後まで読んでいってください。

本記事では、手や指のシワの原因・改善やセルフケアについてなどご紹介しています。

手や指のシワの4つの原因

手や指のシワの4つの原因

手や指のシワができるには、4つの原因があります。

主な理由として、加齢と乾燥が進むことでシワが増えていきます。

加齢が進んでいくと線維芽細胞の働きが弱まり、皮膚に必要なコラーゲンやヒアルロン酸などの生成が減少していきます。

そして、弾力が衰えシワが増える原因となるのです。

他にも詳しく、手や指のシワが増える原因について解説していきます。

▼シワの原因と対策に関する詳細はこちら
シワの原因とは?部位別のシワの原因を追求し対策・改善しよう
シワができる原因・対策について説明します。皮膚の構造やシワができる原因や部位ごとの対策を解説。加齢や乾燥・様々な原因で増えていくシワを改善したいと考えている人のために部位ごとにおすすめの対策もまとめました。シワ対策・改善には美容皮膚科の受診がおすすめです。

①加齢

手や指にシワができる原因1つ目は、加齢でシワが増えていきます。

若い頃は皮膚内部にある線維芽細胞が、コラーゲンやヒアルロン酸・エラスチンなどの皮膚を生成するために必要な成分を作ります。

しかし、加齢が進むことで繊維芽細胞の生成力が衰え、弾力を保持する成分を産出が減少していきます。

そうして加齢による変化から、手や指にシワが増えていきます。

②乾燥

手や指シワができる原因2つ目は、乾燥からシワが増えていきます。

日々の生活で料理や皿洗いの時の水仕事・季節によって肌が乾燥することなど、手や指先が乾燥する理由は多くあります。

乾燥状態が続くと皮膚の水分量が、どんどん低下していき皮膚が硬くなることでシワが増えていきます。

またハリや弾力が衰え、手のひらや手の甲などのシワが目立つようになってしまいます。

特に、手のひらは油分が少ないためシワが増えやすい部位の一つです。

③紫外線ダメージ

紫外線ダメージは、特に手や指先にダメージを与えシワの原因になります。

紫外線は、大きく分けて『UVA』と『UVB』の二つの波長があり特徴が異なります。

波長 特徴
UVA(紫外線A波) 肌の奥まで届く紫外線
じわじわと肌へ悪影響を及ぼす波長
UVB(紫外線B波) 肌が赤く焼ける紫外線
エネルギーが強いので皮膚表面の細胞を傷つけ・炎症が起きる原因
UVAは、雲や窓ガラスも簡単に通り抜ける性質を持っているので、曇っている日でも日当たりの良い場所がある室内では、紫外線対策をしないのはNGです。

肌の奥深くに影響を与えるので、真皮層にダメージが蓄積されます。

そして、コラーゲンやエラスチンといった、肌のハリや弾力に繋がる成分を破壊してしまいシワの原因に繋がります。

UVBは、肌の表面にダメージを与えるため、よく『日焼け』と言われる症状の原因となる波長です。

肌が赤くなってしまったり水脹れができてしまったり、炎症を起こす原因の一つにもなります。

ただし、紫外線対策はしやすい波長なので、日々のケアを続けることでダメージを防ぎやすいです。

④食生活や生活習慣の乱れ

食生活や生活習慣の乱れは、肌にとって大切なターンオーバーが乱れてしまう原因になるため、手や指のシワに繋がります。

肌のターンオーバーが乱れると、老廃物がうまく排出されなくなるので、シワだけではなくシミやくすみなどの肌トラブルになってしまいます。

また、年齢を重ねることで血管が硬くなり血流が悪くなるので、よりターンオーバーが乱れていきます。

いくら保湿をしても、セルフケアでの改善がどんどん難しくなっていきます。

手や指のシワのセルフケアや予防

手や指のシワのセルフケアや予防

手や指のシワのセルフケアや予防は、日々の生活の中でどのような行動が多いのかによって、適切なセルフケアや予防が変わります。

何より大切なのは『これ以上悪化させないため』『日々継続して予防する』ということです。

日常生活でのハンドケアをするにあたり、おすすめのセルフケアや注意点・予防について解説します。

水や洗剤の刺激を減らす

食器洗いなどの水仕事をする時間が多い方は、できるだけ皮膚への刺激を軽減させるように心がけましょう。

例えば、ゴム手袋を着用したり、皮膚の乾燥を防ぐためにぬるま湯を使うようにしたりすることで、肌への刺激は一気に軽減されます。

また、手が濡れたらできるだけ清潔なタオルで水分を拭き取ることも大切です。

素手で食器を洗う方が汚れが取れているのか分かり易いですが、洗剤と汚れ・水からの肌ダメージを受けるのであまりよくありません。

  • 食器洗いをする時は清潔なゴム手袋を着用する
  • 終わった後は手を洗い、清潔なタオルで手の水気を拭き取る
  • ハンドクリームなどで保湿を行う

上記の3点を継続的に行うことで、手や指のシワは徐々に軽減されるでしょう。

紫外線対策

紫外線対策はとても大切です。

紫外線対策を怠るとシワだけではなく、シミや肌のたるみにも繋がり、肌の衰えを促進させてしまいます。

特に、手ゆびは洗ったり消毒をすることで、日焼け止めが取れやすいので定期的にUVケアをする必要があります。

運転を良くする方は、日焼け止め以外にもUVカットの機能があるアームウォーマーを使用することで、紫外線対策になります。

日焼け止め以外にもUVカットの洋服やアームウォーマーといった、UVケア商品を併用することでより効果的な対策をすることができます。

ハンドケア

ハンドケアをする時は、UVカット効果のあるものだけではなく、保湿効果のある商品を使用することがおすすめです。

また、手の血行を良くすることで自然なターンオーバーを促すことができるので、手を温めることも大切です。

  1. 500円玉くらいのハンドクリームや美容オイルを、自分が気持ちいと思う力で手の甲から肘にかけてマッサージをする。(左右2〜3回程度)
  2. 濡らしたタオルを電子レンジで火傷をしない程度に温め、手を優しく包み温める。
  3. タオルが冷めてきたら、ハンドクリームや美容オイルを拭き取る。
  4. 手が暖かいうちに美容液や乳液を、シワが気になる部分に馴染ませる。
  5. 最後に化粧水を馴染ませ、肌を引き締める。

可能であれば、木綿の手袋をして眠ることで保湿効果がより高まり、外からくる肌への刺激から守ることができます。

日々の生活の中でハンドクリームを使用することは意識していただきたいですが、肌を若返らせる効果はありません。

肌を根本的に若返らせたいと考える方は、肌再生治療を受けることで可能になります。

ハンドマッサージ

ハンドマッサージをすることで、手の血流促進させることでシワの改善・予防に繋がります。

ハンドクリームを使い手や指をマッサージすることで、血流が良くなり指先まで栄養素が行き渡り、老化予防になります。

シワが気になる部位を優しくマッサージしたり、指先を優しく握って話したりすることで、血流が良くなります。

簡単なハンドマッサージを気がついた時に行うだけでも、簡単に血行促進に繋がりますよ。

ハンドストレッチ

ハンドストレッチも、血の巡りが良くなることでシワの予防・改善に繋がります。

ハンドストレッチにおすすめな方法は、下記の通りです。

  • 手を力強く握り、指先までグッと力強く開く。
  • 無理にならない程度に、手の甲側に軽く反らせる。
  • 手を開いた状態で、左右の指空きを合わせ、押し付けながら指を反らせる。
  • 指と指の間を左右に広げる。
  • 指を1本ずつ軽く掴んで、外回りにクルクルと回す。

全てを行うのは大変なので、気がついた時に1・2個のハンドストレッチを行うだけでも、血行促進に繋がり手や指のシワ改善・予防をすることができます。

手や指のシワ改善に良い成分4つ

手や指のシワ改善に良い成分4つ

手や指にあるシワの改善に良い成分が4つあります。

セルフ毛をする時に、下記の成分に注目をしてセルフケアを心がけましょう。

①ニールワン

ニールワンとは、POLAが独自開発・販売している、シワ改善効果を期待できる有効成分。

コラーゲンやエラスチンの減少から深いシワができてしまっても、その深いシワを改善することが可能です。

ニールワンは水分によく馴染み、真皮層の深い部分にまで浸透するので、シワ改善をしたい人には、ぜひ使用して欲しい成分です。

手や指のシワは細かいシワから、深く刻まれるようなシワまでありますが、そんな幅広いシワにも対応できます!

また、ニールワンの成分は、POLAのリンクルショットメディカルセラムにしか配合されていない成分です。

ニールワンは肌に優しい成分を使用しているので、日々のスキンケアにも取り入れることができるのでおすすめです。

②レチノール

アンチエイジング力の手助けになる、レチノールは肌荒れ防止の有効成分としての働きがあります。

レチノールは、紫外線から肌を守るコラーゲンの生成・肌の保湿や潤いに繋がるヒアルロン酸の合成にとても大切です。

ハリのある肌を作ることで、シワを作りにくい肌に近づけることができます。

③ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは、手や指のシワ改善を期待できる成分です。

真皮層で作られるコラーゲンの生成を促進させることで、肌のハリと潤いがアップします。

そのため乾燥が原因でできる、手や指のシワの改善を期待することができます。

また、皮膚の薄い部分の血流を促進させる“血管拡張作用”があるので、ターンオーバー効果で健康的な肌を保つことに繋がります。

④ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、肌にとって潤いやハリを与え乾燥を防ぐなどの働きがあるため、とても大切な成分です。

真皮層の奥に多く含まれている成分で、年々ヒアルロン酸は減少していきます。

そのため、減少してしまったヒアルロン酸を日々のケアで補うことで、手や指のシワ改善に繋がります。

ヒアルロン酸が配合されているハンドクリームを使用することで、保湿効果を期待することができるので、ハンドクリームを選ぶ時に注目してみるようにしまいょう。

見た目で手や指のシワを防ぐ「ネイル」

見た目で手や指のシワを防ぐ「ネイル」

手や指のシワを防ぐために「ネイル」をすることで、手元に意識が向けられます。

せっかく可愛い・綺麗なネイルをしていても、手や指がシワだらけだどなんだか残念な気持ちに…。

そうならないためにもネイルをすることで、手や指のケアに「力を入れてみよう!」というようにモチベーションを上げることに繋がります。

ネイルをすることで、今まで気にしていなかった手の見た目にこだわることに、意識を向けることができます。

ネイルをすると手元のケアだけではなく、爪のケアを必要になります。

※セルフジェルネイルも良いですが、肌質によってはアレルギー反応が出てしまう場合もあります。
費用はかかりますが、最初はプロのネイリストにお願いすることをおすすめします。

美しい手元を手に入れるためのモチベーションアップのために、ぜひネイルを試してみてはいかがでしょうか?

手や指のシワは食生活にも注意

手や指のシワには食生活にも注意

手や指のシワは、食生活にも注意が必要です。

手元のシワ改善をしたい方は、下記の要素に意識して食事を摂るようにしましょう。

ビタミン種類 食材 効果
ビタミンA 卵、ほうれん草、にんじん、レバー
など
活性酸素の除去、エラスチンの質をアップ、コラーゲンやヒアルロン酸などの成分の生成
など
ビタミンC ブロッコリー、カボチャ、いちご、赤パプリカ
など
内側からハリや弾力を保つ働き、コラーゲンの生成促進、シワ改善効果
など
ビタミンE カボチャ、アボカド、たらこ、ナッツ類
など
抗酸化作用や炎症から肌を守る、老化防止、紫外線ダメージの炎症から皮膚を守る
など

この3つのビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは、抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは、老化や生活習慣病・がんの予防にとても大切な成分です。

また、酸化を抑える効果もあるので、肌を若々しく保つために必須。

上記でご紹介している食材を日々の食生活で、積極的に摂ることで少しずつ足りなかった成分を補ってシワ対策に繋げていきましょう。

手や指のシワはフォーシーズンズ美容皮膚科に相談

手や指のシワはフォーシーズンズ美容皮膚科に相談

手や指のシワを少しでも早く改善をしたいという人は、美容皮膚科のフォーシーズンズへ相談してみませんか?

フォーシーズンズは、最先端の肌再生治療を受けることができます。

また、ご自身のシワの状態によって、より効果的な治療法をご提案させていただきます。

フォーシーズンズはあなたのお悩みである、手や指のシワ改善の力になりますよ!

フォーシーズンズ美容皮膚科

シワ改善肌再生治療「幹細胞治療・PRP肌再生治療・ACRS療法」

手や指のシワが気になる方には、3つのシワ改善肌再生治療をご紹介します。

治療名 効果 詳しい紹介ページ
幹細胞治療 【減少した細胞を増やして再活性化】
細胞を若返らせ、肌再生を促す。
大きなエイジングケアが期待できる。
フォーシーズンズの幹細胞治療
PRP肌再生治療 【エイジングケアに効果的】
ご自身の細胞から肌再生力をアップさせる。
加齢スピードを緩めることで、半永久的な効果を期待できる。
フォーシーズンズのPRP肌再生治療
ACRS療法 【炎症性疾患に効果的】
若い頃にあった成長因子を活用し、エイジング効果を高める。
荒れた・ガサガサした肌に効果あり。
フォーシーズンズのACRS治療

手や指は日々の生活の中で、特に使う体の部位です。

日々のセルフケアを徹底していても、どうしても改善が見込めないこともあるのは確かです。

手元がコンプレックスになる前に、ぜひお気軽にフォーシーズンズへ相談してみませんか?

美容皮膚科フォーシーズンズでは、肌再生治療に特化しているので、手や指のシワ以外の肌悩みの解消をお手伝いすることができます。

一人で悩む前に、ぜひお話を聞かせていください!

この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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