【緊急】顎(あご)のたるみがひどい!原因と即効性のある改善法を解説

たるみ
たるみ

顎(あご)下のたるみ・二重あごの原因や改善方法、美容外科での治療方法などを詳しく解説します。

あご下のたるみや二重あごは、年齢や生活習慣によって誰にでも起こりうる悩みの一つです。鏡を見るたびに気になってしまう方もいるでしょう。

しかし、ひどい顎のたるみや二重あごでも、改善することができます。

顎(あご)下のたるみや二重あごの原因

顎(あご)下のたるみや二重あごの原因

あご下のたるみや二重あごは、年齢を重ねることや生活習慣を原因に引き起こされやすくなります。

表情筋の衰えや姿勢の悪さ、むくみやリンパの流れが滞ることで、二重あごが目立つこともあります。

ここでは、顎(あご)下のたるみや二重あごの原因についてご紹介します。

加齢による表情筋の衰え

年齢を重ねるとともに、顔全体の筋肉が少しずつ弱くなっていきます。

特に顎(あご)の下にある表情筋の変化は大きく、この筋肉は肌を支えているため若いころはフェイスラインが引き締まって見えますが、筋力が落ちると肌がゆるみやすくなります。

その結果、顎(あご)の下にたるみや二重あごが目立つようになるでしょう。

表情筋を意識的に動かしたり、毎日のルーティーンに顔のエクササイズを取り入れることで、たるみの予防に役立つとされています。

猫背や巻き肩

猫背や巻き肩といった姿勢の乱れによって、顎(あご)下のたるみや二重あごを引き起こしやすくなります。

悪い姿勢が続くと、血流が悪くなり、むくみやすくなってしまうことが原因です。

特に首や肩周りの血流が滞ると、顎(あご)下に余分な脂肪がたまりやすくなり、二重あごが目立つことがあります。

少し姿勢を意識するだけで、血流が良くなり、顔や首のラインもすっきりと保たれます。

舌の位置が悪い

普段、舌の位置が低くなっていると、顔全体の筋肉がしっかり使われないため、顎(あご)下のたるみや二重あごの原因になることがあります。

舌が上あごにつかずに下に落ちた状態が続くと、あご周りの筋肉が弱まりやすく、脂肪がたまりやすくなることがあるのです。

理想的な舌の位置は、リラックスした状態でも軽く上あごに触れていること。

この位置を意識することで、フェイスラインが引き締まり、すっきりとした印象を保てると言われています。

長時間の無表情

長時間にわたり表情をあまり動かさないでいると、顔の筋肉がこり固まってしまい、老廃物がたまりやすくなります。

表情筋が使われないことで血流やリンパの流れが悪くなり、あご下にたるみが現れることも。

意識的に笑顔になったり表情を変えたりすることで顔の筋肉を柔らかく保ち、老廃物の排出が期待できます。

少し意識して表情を動かすだけでもフェイスラインをすっきり保つ効果が期待できるため、ぜひ試してみてください。

舌骨筋群(ぜっこつきんぐん)の衰え

舌骨筋群は、舌や喉を支える大切な筋肉群で、年齢とともに次第に衰えていきます。

この筋肉が弱まると、首やあご周りの力が小さくなり、あご下のたるみや二重あごが目立ちやすくなります。

舌の筋肉が十分に使われなくなると、舌が下に落ち込みやすくなり、フェイスラインがゆるむ原因にもなるのです。

舌骨筋群の衰えは気づきにくいため、知らず知らずのうちに弱くなってしまいます。

顎(あご)周り、特に舌や喉周りを鍛えることで、顔全体の引き締めが期待できるため、気になったら改善を目指すことがおすすめです。

食いしばりによる開口筋群の劣化

日常生活で無意識に食いしばりをしていると開口筋群に大きな負担がかかり、筋肉の劣化を引き起こすことがあります。

この食いしばりは血液やリンパの流れを阻害して老廃物がたまりやすくなるため、顔や顎(あご)周りがむくみやすく、二重あごの原因になることも。

さらに、開口筋群の劣化が進むと顔全体の表情筋が弱まり、たるみが目立つようになることもあります。

これを防ぐためには、日常生活で無意識に食いしばらないように気をつけるだけでなく、顔や首の筋肉をほぐすマッサージを取り入れることが良いでしょう。

ストレートネック

スマートフォンやパソコンを長時間使っていると、知らず知らずのうちに首が前に突き出た姿勢をとってしまうことがあります。

これが続くと首の自然なカーブがなくなり、「ストレートネック」と呼ばれる状態になることがあります。

ストレートネックは、首や肩に余計な負担をかけるだけでなく、血行不良やリンパの流れが滞りやすくなり、むくみやたるみの原因になることも。

特に、首が前に出た姿勢は顎(あご)下のたるみや二重あごを引き起こしやすく、いわゆる「スマホ二重あご」につながります。

スマホを使う際には、目の高さにスマホを持ち上げ、首が曲がりすぎないように意識しましょう。

スマホやパソコンの使用時間を見直して正しい姿勢を保つことで、顎(あご)下のたるみや二重あごを防止できます。

過度な浮腫(むくみ)

むくみが過度に続くと、顔や顎(あご)下に余分な水分が溜まり、たるみや二重あごを引き起こしやすくなります。

長時間同じ姿勢でいたり、血行が悪くなったりすると、体に水分が滞りやすくなります。

むくみを防ぐためには、以下を心がけみてください。

・十分に水分補給をする
・カリウムを摂取する
・体を冷やさない

少しのケアでむくみを軽減できるため、できることから実践してみてくださいね。

鎖骨のリンパ節のつまり

鎖骨の周りには、体内の老廃物や余分な水分を運び出すために必要なリンパ節があります。

このリンパの流れが滞ると老廃物や水分がうまく排出されないため、むくみやすくなるだけでなく、顎(あご)下のたるみや二重あごが目立ちやすくなります。

鎖骨のリンパ節が詰まると顔や首周りの血行やリンパの流れが悪くなり、フェイスラインがぼやけてしまうことも。

鎖骨周辺を優しくマッサージすることでリンパの流れをスムーズにし、老廃物の排出を促す効果が期待できます。

マッサージは指の腹を使い、鎖骨の下を軽く押しながら耳の下から鎖骨に向けて行いましょう。

リンパの流れをさらに改善し、顔や首周りのむくみやたるみの予防につながります。

スマホ二重あごとは?その解消方法

スマホ二重あごとは?その解消方法

スマホ二重あごは、スマートフォンを長時間見続けることで発生する現代ならではの悩みです。

スマホを下向きに使うことで、上あごと下あごが別々の方向に引っ張られ、首やあご周りの筋肉が衰えたり、血流やリンパの流れが悪くなったりします。

このような状態を防ぐためには、スマホの正しい使い方や姿勢を意識する必要があります。

ここでは、スマホ二重あごの解消方法をご紹介します。

解消方法:正しいスマホ姿勢や立ち姿勢

スマホを使うときに、無意識のうちに首が前に出てしまう姿勢は、いわゆる「スマホ二重あご」の原因に。

解消するためには、正しい姿勢を心がけるようにしましょう。

スマホを目の高さに持ち上げ、首を曲げずに見ることで、首や顎(あご)に余計な負担がかからなくなります。

さらに、日常生活でも立ち姿勢を意識することで、二重あごを予防することができます。

頭をまっすぐに保つようにして肩や背中が丸まらないように気をつけることで、フェイスラインが自然と引き締まります。

解消方法:胸鎖乳突筋のもみほぐしや引き伸ばし

スマホ二重あごを解消するためには、首筋にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)をもみほぐすことがおすすめです。

首の側面にある筋肉で、凝りやすい場所と言われています。

指の腹を使って、耳の下から鎖骨に向かって押しながらマッサージしてみましょう。

また、軽く頭を左右に傾けて、首の筋肉をゆっくりと引き伸ばすストレッチもおすすめです。

これにより血行が良くなり首の筋肉が柔らかくなるため、二重あごの改善が期待できます。

顎の下のたるみ・二重顎解消に効く筋トレ・マッサージ

顎の下のたるみ・二重顎解消に効く筋トレ・マッサージ

顎(あご)下のたるみや二重あごは、簡単にできる筋トレやマッサージで改善が期待できます。

顔の筋肉や首の筋肉を鍛えることで、たるみを予防し、すっきりとしたフェイスラインを取り戻すことができます。

ここでは、毎日簡単に、そして短時間でできる筋トレやマッサージ方法をご紹介します。

舌周りの筋肉を鍛える「舌回し」

「舌回し」は、舌を大きく動かして鍛えるトレーニングです。

舌を口の中でぐるりと回すことで舌の周りの筋肉を刺激し、顎(あご)下のたるみや二重あごの改善が期待できます。

やり方は、舌を上の歯ぐきに沿わせながら、左右に大きく回すだけです。

1日10回程度、左右に回すことを目標にすると良いでしょう。

これを毎日続けることで顔全体の筋肉が引き締まり、すっきりとしたフェイスラインを手に入れることが期待できます。

舌周りと顎(あご)周辺の筋肉を鍛える「舌アップ体操」

「舌アップ体操」は、舌の筋肉を鍛えつつ、顎(あご)周辺も強化できるトレーニングです。

手順は以下のとおりです。

①舌を上顎(あご)に押し付ける
②そのままゆっくりと顎(あご)を上に引き上げる
③これを繰り返す

舌と顎(あご)周りの筋肉をしっかりと鍛えることで、二重あごやたるみを防ぐことができます。

毎日数セット行うことで、徐々に効果が実感できるようになるでしょう。

シンプルですが、続けることでしっかりと効果を感じられるエクササイズです。

フェイスラインマッサージ

フェイスラインマッサージは、顎(あご)下のたるみを引き締めてシャープな輪郭を作るためにおすすめです。

指の腹を使って顎(あご)の下から耳の後ろに向かって、優しく滑らせるように行いましょう。

顎(あご)の下や鎖骨のラインは、特に老廃物がたまりやすい部位と言われているため、この部分をマッサージすることで、リンパの流れが促進され、顔全体がすっきりと引き締まります。

スキンケアの際に取り入れることで、顔のむくみやたるみを軽減し、整ったフェイスラインを手に入れることができるでしょう。

強い力を使わず、優しくマッサージするようにしましょう。

リンパマッサージ

リンパマッサージは、顎(あご)下や首周りに溜まった老廃物や余分な水分を流すため、二重あごや首のシワを改善したい方におすすめです。

このマッサージは、耳の下から鎖骨に向けて、指で優しく押し流すように行いましょう。

リンパの流れがスムーズになることでむくみが取れて、フェイスラインがすっきりします。

さらに、血行が良くなることで肌のトーンも明るくなることが期待できます。

このマッサージを毎日行うことで、徐々に引き締まった印象に変化していくでしょう。

入浴後は血行が良くなった状態なので、このタイミングで行うとより効果が高まります。

美容クリニックによる顎のたるみの治療法

美容クリニックによる顎のたるみの治療法

顎(あご)下のたるみや二重あごが気になる場合、美容外科の施術も検討してみてください。

脂肪取りやプチ輪郭形成、ハイフ(高密度焦点式超音波)などの施術によって、フェイスラインを整えられます。

それぞれの施術は、たるみの程度に合わせて選ぶことができるため、美容外科の専門家と相談してピッタリな方法を見つけてみてくださいね。

脂肪取り

脂肪取りは、顎(あご)下に蓄積された余分な脂肪を取り除くことで、たるみや二重あごを解消する施術方法です。

脂肪が原因で顔全体の輪郭がぼやけている場合にこの方法がおすすめです。

施術は、皮膚に小さな切開を行い、脂肪を吸引することでフェイスラインをシャープに整えます。

回復期間が比較的短く、すっきりとした顎(あご)周りを手に入れることができるため、忙しい方でも気軽に受けられます。

脂肪を取り除くことで輪郭が引き締まるため、フェイスラインが気になる方におすすめです。

プチ輪郭形成

プチ輪郭形成は、手軽にフェイスラインを整えることができる美容外科の施術です。

主にフィラーを用いて顎(あご)周りに少しずつ注入することでたるみや凹凸を改善し、バランスの取れた輪郭を作り出します。

メスを使わずに短時間で行えるため、ダウンタイムが少なく、気軽に受けられるのが魅力です。

自然な仕上がりで、顎(あご)下のたるみを目立たなくしたい方におすすめです。

第3世代医療用ハイフ

第3世代医療用ハイフ(高密度焦点式超音波)は、皮膚の奥の筋膜に働きかけ、顎(あご)下のたるみを引き締める施術方法です。

高密度の超音波を使って、たるみの原因となる部分を引き上げるため、リフトアップ効果が期待できます。

皮膚にダメージを与えずに施術ができるため、ダウンタイムが少なく、忙しい方にもおすすめです。

継続的に行うことで自然なリフトアップ効果が期待でき、顔全体の輪郭がすっきりと整います。

まとめ

この記事では、顎(あご)下のたるみや二重あごができる原因、解消方法、マッサージ方法などをご紹介しました。

顎(あご)下のたるみや二重あごができると、老けて見える原因に。

まだフェイスラインが気にならない方でも、早めの対策で予防することができます。

もし現在、たるみや二重あごが気になる方は、フォーシーズンズ美容皮膚科クリニックにご相談ください。

一人ひとりに合った方法で、予防・改善を目指しましょう。

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この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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