おでこのニキビ跡を消すには?タイプ別の対策を紹介!繰り返すのは「コメド」が原因?

ニキビ跡
ニキビ跡

おでこのニキビ跡の治し方を解説します。

皮脂の分泌が盛んなおでこは、毛穴が詰まりやすくニキビができやすい部位で、悪化するとニキビ跡が残りやすくなります。

おでこのニキビ跡を防ぐための対策やケアを知っておくことで、的確な対応をすることができるでしょう。

おでこのニキビ跡別の原因と対策

おでこのニキビ跡別の原因と対策

おでこの毛穴はもともと広がりやすく、ニキビを繰り返しやすいため、ニキビ跡ができやすい部位です。そのため、日々のスキンケアや私生活がとても重要になります。

こちらでは、ニキビ跡別の原因と対策について解説していきます。

ご自身の悩んでいるニキビやニキビ跡と比較して、どのような原因や対策ができるかを確認してみてください。

赤みニキビの原因と対策

赤みのあるニキビは、炎症が残ってしまっている・血管が拡張してしまっている状態です。

まずは、炎症を抑え・ニキビを治療する必要があります。

市販の薬でも良いですが、可能であれば皮膚科で炎症を抑える薬を処方してもらいましょう。

洗顔は、できるだけ刺激の少ないものを選び、優しく丁寧に洗うことで肌への摩擦を抑え、負担を減らすことが可能です。

また、日々の生活での日焼け対策・保湿を徹底することで、炎症が緩和されニキビの治癒を促すことができます。

すでにあるニキビやニキビ跡をこれ以上悪化させないために、日々のケアを心がけてください。

炎症後色素沈着の原因と対策

炎症後色素沈着は、ニキビが治った後に残る茶色っぽいシミのようなニキビ跡です。

これは、ニキビができたときに皮膚が炎症を起こし、外部からの刺激でメラニンという色素を作る細胞が活発になり、増えて肌が黒く見えてしまうことが原因です。

基本的に、色素沈着のニキビ跡は自然治癒しますが、年齢を重ねることで目立たなくなるまでに時間がかかるようになります。

予防するためには、ニキビができたら早めに治療し、日焼けを避けることが大切です。

季節を問わず、紫外線対策をすることで、メラニンの生成を防ぐことができます。

日焼け止めやUVカットの衣類を選ぶことで、炎症後色素沈着のニキビ跡に効果的です。

クレーターニキビの原因と対策

クレーターニキビは、ニキビが治った後に肌にできる目立つ凹凸のニキビ跡のことです。

ニキビの炎症がひどくなり、皮膚の真皮層にまで影響を及ぼすことで起こります。

皮膚の深い部分である真皮が傷つくと、肌が元通りに再生するのが難しくなり、ボコボコとへこみが残ってしまいます。

クレーターニキビを作らないためには、そもそもニキビを作らない・早めに治療を始めることが大切です。

また、ニキビができても無闇に触らず・潰さないようにすることも重要です。

日常的なケアも大切ですが、クレーターができてから自宅でケアをしても完治はしません。

できるだけ迅速に、皮膚へ行き治療を受けることをおすすめします。

瘢痕(盛り上がり・ケロイド)の原因と対策

瘢痕やケロイドは、ニキビが治った後に肌が盛り上がってしまうニキビ跡のことです。

ニキビの炎症が続いたりひどくなると、瘢痕やケロイドができやすく、ニキビ跡として残りやすくなります。

この現象は、炎症が続いた時に皮膚が傷を治そうとして、過剰に新しい組織を作ります。

その結果、肌が盛り上がり、しこりのような状態になります。

中には、ケロイド体質というケロイドができやすい人もいます。

瘢痕やケロイドを防ぐためには、ニキビができたら早めに治療し、保湿をしながら炎症を抑えることが大切です。

また、すでに瘢痕・ケロイドができている場合は、それ以上大きくさせないためにも、いち早く皮膚科での治療をするようにしましょう。

おでこにニキビ跡を作らないためのケア

おでこにニキビ跡を作らないためのケア

おでこのニキビ跡を作らないためには、肌にできるだけ刺激を与えず・清潔に保つことが大切です。

どうしても、前髪がかかってしまったり汗をかいてしまったりなど、さまざまな刺激がおでこに加わらないように心がけてみてください。

他にも、おでこにニキビ跡を作らないように、日々の生活で意識をしてほしいことを解説していきます。

肌を刺激するような洗顔をしない

おでこのニキビがニキビ跡にならないためには、肌を刺激するような洗顔を避けましょう。

ゴシゴシと強く洗うと肌が傷つき、ニキビができてしまったり悪化してしまったりすることがあります。

強く洗い過ぎてしまうと、ニキビ跡ができる原因にも繋がります。

まずは、ニキビを悪化させないように、洗顔はできるだけ優しく丁寧に洗うように心がけてください。

また、熱すぎるお湯や冷たすぎる水で洗うのも避け、肌より少し冷たいくらいのぬるま湯で洗うのがおすすめです。

洗顔料も肌に優しいものを選ぶと、ニキビ跡を防ぐことができます。

前髪や帽子がおでこに触れないようにする

前髪や帽子ができるだけ、おでこに触れないようにすることで、おでこのニキビやニキビ跡を予防することができます。

前髪や帽子がおでこに触れると、汗や皮脂がたまりやすくなり、これがニキビを悪化させる原因になります。

ニキビがひどくなると、治った後に跡が残りやすくなるので、できるだけおでこを清潔に保つことが大事です。

前髪をピンで留めたり、帽子を被るときはおでこに触れないように工夫することで、ニキビを悪化させずニキビ跡も防ぐことができます。

よく帽子をかぶる人は、帽子のメンテナンスも兼ねて手洗いをすることも大切です。

また、汗をかきやすい人は、こまめに汗を拭き取りおでこに雑菌がたまらないようにしましょう。

シャンプーや整髪料を毎日丁寧に洗い流す

シャンプーや整髪料を毎日丁寧に洗い流すことで、おでこのニキビを予防することができるのでニキビ跡を作りにくくすることができます。

シャンプーや整髪料が残ると、それが肌に刺激を与えてニキビを悪化させる原因になります。

また、スプレーやワックスなどの整髪料を使用する人は、しっかりと洗い流さなければ前髪に残った状態になり、おでこへの刺激にも繋がります。

ニキビが悪化すると、治った後にニキビ跡が残りやすくなるので、シャンプーや整髪料を使った後は、しっかりとすすいで清潔に保つことが大切です。

しっかりとシャンプーを使用して洗うことも大切ですが、使用したシャンプーもしっかりとすすぎ・洗い流すようにしましょう。

髪の毛を最初に1分程度かけてしっかりと濡らしてから、シャンプーをすると表面の汚れが浮き出しやすくなるので、頭やおでこ周りもしっかり洗うことができておすすめです。

おでこのニキビを繰り返す理由

おでこのニキビを繰り返す理由

おでこのニキビは、常にさまざまな刺激を受けやすいため、繰り返しやすい部位の一つです。

できるだけ、毛穴をつまらせない・正しいスキンケアを心がけることで、繰り返すニキビを改善することができます。

ただし、どうにも改善できない人は、できるだけ早く皮膚科への受診をおすすめします。

コメド(=毛穴のつまり)

おでこのニキビが繰り返しできてしまう理由の一つに、『コメド』と呼ばれる毛穴のつまりが考えられます。

コメドは、皮脂や古い角質が毛穴につまってできるもので、毛穴を塞ぎニキビができやすくなります。

白い点のように見える「ホワイトヘッド」や黒く見える「ブラックヘッド」がその例です。

毛穴が詰まると、そこに細菌が増えて炎症を起こし、ニキビが繰り返しできてしまうので、赤ニキビがある人は要注意の症状

毎日の洗顔で毛穴をつまらせないように清潔に保ち、コメドができないようにすることが大切です。

間違ったスキンケアや乱れたライフスタイル

間違ったスキンケアや乱れたライフスタイルを続けていると、おでこのニキビを繰り返してしまいニキビ跡を作ってしまいます。

例えば、洗顔をしすぎて肌を乾燥させたり、逆に洗顔をサボってしまうと、肌のバランスが崩れてニキビができやすくなります。

また、夜更かしや不規則な食事・ストレスが多い生活も、肌に悪影響を与えます。

これらが原因で、ニキビが治ってもまたすぐにできてしまい炎症が続くことで、ニキビ跡を作りやすい環境に…。

正しいスキンケアと規則正しい生活を心がけることで、ニキビの繰り返しを防ぐことができます。

おでこのニキビがなかなか治らない人は、一度生活習慣やスキンケアを見直してみてはいかがでしょうか。

おでこのニキビ跡を消す方法:専門家に相談を

セルフケアでは消せないおでこのニキビ跡は専門家に相談を

おでこのニキビが悪化してできたニキビ跡は、なかなかセルフケアで改善することは難しいです。

特に、深い穴ができてしまっている・ニキビがなかなか治癒できないという、悩みを持つ人のおでこのニキビ跡も同様です。

少しでも早く・綺麗に・確実に消したい人は、フォーシーズンズ美容皮膚科クリニックの肌再生医療で治療を受けることをおすすめします。

フォーシーズンズ美容皮膚科クリニックは、肌再生医療に特化した美容皮膚科です。

最近では、多くの美容クリニックで肌再生医療を受けることができますが、再生医療の知識があるクリニックはあまり多くありません。

肌再生医療で、「おでこのニキビ跡を消す治療をしたい」と考えている人は、ぜひフォーシーズンズ美容皮膚科クリニックへ相談してみませんか?

フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック

この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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