目尻のシワはなくせる?原因や改善方法、メイクの注意点を紹介

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目尻のシワはなくせる? シワ

ふと鏡で自分の顔を見たら、目尻のシワを見つけてショックを受けた経験はありませんか?

目尻にシワができてしまった原因が思い当たらないという方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、目尻にシワができる原因や予防・改善方法を紹介しています。

シワ改善に効果的な美容成分や美容皮膚科での施術も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

目尻にシワができる原因は?

目尻にシワができる原因は?

目尻にシワができる原因は一つではありません。

外的要因や日頃から無意識にやっている行動といった複数の要因が合わさり発生する場合が大半です。

代表的な原因には乾燥や眼精疲労、摩擦による刺激などが挙げられます。

こちらでは7つの原因を紹介しますので、それぞれ詳しくみていきましょう。

燥乾

目尻にシワができる原因に乾燥があります。

目元の皮膚は、顔の他の部位に比べて厚みが薄く皮脂の分泌量も少ないため、乾燥しやすい部位です。

肌の水分量が不足するとキメが乱れて目尻にシワができやすくなります。

最近では、エアコンや日常的なマスクの着用によって肌の乾燥が気になる人が増えています。

なぜマスクが乾燥の原因になるのかと疑問に思うかもしれません。

マスク着用の際に、隙間から漏れる息が目元にかかることで乾燥させてしまうと考えられています。

眼精疲労

パソコンやスマートフォンの使いすぎによる眼精疲労も目尻にシワができる原因です。

目を酷使すると目元の筋肉が緊張して血行不良を引き起こすので、代謝低下によってハリのある肌が作られにくくなります。

特に長時間デスクワークや動画視聴をする方は、無自覚のうちに目を使いすぎている傾向にあるため、目尻にシワができやすいです。

視力低下につながる恐れもあるので、こまめに休憩して意識的に目を休ませる時間を取りましょう。

摩擦などの刺激

皮膚が薄い目尻のシワは、摩擦などの刺激が原因で起こりやすくなります。

摩擦による刺激は目元の角質層にダメージを与え、肌のバリア機能を低下させるとともに乾燥しやすくなるためです。

敏感肌でかゆみが生じて目元をこする癖がある方や、日頃からよく目元をマッサージする方などは、優しく触れる、マッサージの頻度を下げるなど対策しましょう。

紫外線ダメージ

紫外線ダメージも目尻のシワを引き起こしやすくする原因です。

紫外線は肌の表面に熱ダメージを与えて乾燥させるため、紫外線を浴び続けるとシワやたるみなどの症状を引き起こします

肌は表皮・真皮・皮下組織の3層で構成されていますが、真皮には肌のハリを保つコラーゲンとエラスチンが含まれています。

紫外線は真皮にまで到達するので、コラーゲンやエラスチンにダメージを与え目尻にシワができやすくなります。

睡眠不足

睡眠不足は身体のさまざまな不調を引き起こしますが、目尻のシワを発生させる原因にもなります。

十分に睡眠が取れていないと、日中起きている間に受けた細胞のダメージが回復しません。

コラーゲンの生成は睡眠中に活発に行われるため、寝不足はコラーゲン不足を招き肌の弾力が失われてしまいます。

また、肌のターンオーバーが乱れると水分量が低下するので、結果として肌荒れや化粧のりの悪さも引き起こされるでしょう。

目のこすりすぎ

目のこすりすぎで目尻のシワが発生する場合があります。

目元をゴシゴシこすると皮膚が引っ張られて負担になってしまうため、シワができやすくなります

特に洗顔の際、アイメイクが落ちないからといって強くこすってしまうと色素沈着を起こし、シミやくまができる原因にもなりかねません。

クレンジングだけでなく、ポイントリムーバーを綿棒に馴染ませて優しくオフすると目元への強い刺激を避けられます。

メイクによる刺激

目尻のシワはメイクによる刺激でも発生しやすくなります。

マスカラやアイシャドウ・アイラインなどを使用して目元を強調するメイクを続けていると、皮膚が薄くデリケートな目元には負担がかかってシワの原因に。

アイシャドウを濃い目に塗る方や目尻を引っ張ってアイラインを引く習慣がある方は、刺激によりシワができやすくなるので注意しましょう。

メイクを落とせていない場合も毛穴詰まりを起こし肌トラブルの元になるので、しっかり落としてください。

自分でできる目尻のしわをなくす方法5つ

自分でできる目尻のしわをなくす方法5つ

目尻にシワができてしまったらどうにもできないと考えがちですが、シワを目立たなくするために自分でできる方法が5つあります。

シワは強い刺激を与えない、乾燥させないなど生活に取り入れやすいことで対策できるので、これから紹介する方法でケアしてみてください。

①目元専用のクリームを使う

目尻のシワは、目元専用のクリームを使ってケアしましょう。

目元は皮膚が薄く油分が少ないため、化粧水や乳液だけだと水分が蒸発しやすく保湿としては不十分です。

目尻のシワが気になるからと言って目尻だけをケアするのではなく、目元全体を丁寧に保湿ケアするよう心がけてください。

お手入れの際は、シワ改善に効果的な美容成分を含むアイテムを使用するのがおすすめです。

なお、洗顔や入浴後に何も塗らず長時間放置してしまうと肌が乾燥しシワの原因につながるので、なるべく早めにケアしましょう。

②紫外線対策する

目尻のシワを予防・目立たなくするためには、紫外線対策が欠かせません。

紫外線は肌のハリを保つコラーゲンやエラスチンに悪影響を及ぼす可能性があるため、対策を取らないと肌の乾燥が進み光老化が進行してしまいます。

紫外線は日差しの強い夏や晴れている日だけでなく、一年中曇りの日でも降り注いでいるので覚えておきましょう。

季節や天候などに関係なくこまめに日焼け止めを塗る、紫外線予防グッズを活用するなどの対策が重要です。

③シワが目立たない薄いメイク

シワが気になる方は、メイクを薄めにするのもシワを目立たせない有効な方法です。

シワを隠そうとファンデーションやコンシーラーを厚めに塗りがちですが、反対にシワが目立ってしまった経験を持つ人もいるでしょう。

薄いメイクをしたほうがシワに化粧品が溜まらないため目立ちくくなります

シワ部分にファンデーションが入り込んでしまったら、スポンジや綿棒で優しく馴染ませてください。

④蒸しタオルやホットアイマスクで血行を良くする

血行不良の目元には、蒸しタオルやホットアイマスクの活用が有効です。

目元を温めると緊張状態にある目周辺の筋肉がほぐれるため、目尻にできてしまったシワを薄くするには効果的な方法と言えます。

蒸しタオルは、水に濡らして軽く絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温めるだけで簡単にできます。

長時間目を酷使した後、蒸しタオルやアイマスクの使用を習慣にすると血行が改善され、目尻のシワができにくくなる可能性が高いです。

⑤美容皮膚科を利用する

セルフケアを取り入れても目尻のシワが気になる場合、美容皮膚科の利用も視野に入れましょう。

美容皮膚科は敷居が高いと考える方もいますよね。

しかし、美容皮膚科はマシンを当てるだけ、注射するだけなど身体にあまり負担をかけず行えるさまざまな施術メニューが用意されています。

希望や予算に応じて施術を選べるので、目尻のシワを早く改善したい、目で見て分かるぐらいの効果が欲しい方は、美容皮膚科も選択肢として検討してみてください。

お肌の曲がり角って本当にある!

お肌の曲がり角って本当にある!

一説には、20歳が綺麗な肌のピークと考えられています。

20代半ば頃から徐々に身体の「老化現象」が起こりますが、中でも消化器官から始まり、肌への影響を感じ始めるのが30代以降です。

20代前半までは28日~30日周期だったターンオーバーは、加齢とともに周期は長くなる傾向にあります。

肌細胞の生まれ変わりが遅くなると、シワやシミなど若い頃にはなかった肌トラブルが起きやすくなるので早めのケアが重要です。

老化現象が始まると肌が乾燥しやすくなるので、保湿力を重視したセルフケアを心がけましょう。

ちなみに、エイジングケアを意識した美容成分入りアイテムを使用するのも有効ですので、積極的に活用してください。

目尻のシワ改善に良い成分は?

目尻のシワ改善に良い成分は?

目尻のシワ改善に良いといわれる成分は、「レチノール」「ビタミンC」「ナイアシンアミド」「ニールワン」の4種類です。

商品を選ぶ際は、成分が含まれているアイテムを選ぶとシワ改善の効果が期待できます。

シワの他、くすみやくまなどにも効果的な成分と言われていますが、どのような効果があるのかそれぞれみていきましょう。

レチノール

レチノールはビタミンAの一種で、浅いシワから深いシワまで効果が期待できる美容成分です。

肌のハリを保つコラーゲンとエラスチンの生成を促進し、肌に弾力を与えて目立たなくする作用があると言われています。

不足すると皮膚が乾燥するので、レチノールが配合された目元用のクリームでケアするとシワ改善に効果的です。

レチノールは配合濃度によって肌に反応が出る場合があり、特に目元はデリケートな部分なので低濃度のものから試してみましょう。

ビタミンC

ビタミンCはコラーゲンの生成に不可欠な美容成分です。

また、老化の原因になる酸化を防ぐ作用や肌の基礎代謝を整える作用があるため、肌質を安定させるには欠かせない成分と言えます。

ビタミンCを使用しているスキンケア商品を選ぶとシミやシワ予防ができるだけでなく、肌トラブル全般の沈静化に一役買ってくれるでしょう。

ナイアシンアミド

ナイアシンアミドはビタミンB2の一種で、ニコチン酸アミドと呼ばれる水溶性ビタミンをいいます。

コラーゲンの生成をサポートし、目尻のシワ改善に効果的である他、肌の水分量をキープする役割があるセラミドの生成促進にも有効な成分です。

メラニンの生成も抑制できるのでシミの改善効果があり、シワだけでなく肌荒れが気になる方や美白ケアに力を入れたい方は、ナイアシンアミド配合の商品を選んで使用しましょう

ニールワン

ニールワンはPOLAが独自に開発し、シワ改善効果が認められている有効成分です。

紫外線による肌へのダメージが真皮層にまで到達すると、コラーゲンやエラスチンが減少しシワの原因になります。

ニールワンは紫外線ダメージの抑制とコラーゲン生成をサポートするため、肌のハリと弾力の回復に効果的です。

浸透しやすい成分なので、浅いシワだけでなく深いシワにも効果が期待できます。

美容皮膚科を利用して目尻のシワを改善するメリットは?

美容皮膚科を利用して目尻のシワを改善するメリットは?

これまでセルフケアやエステで肌をメンテナンスしてきた方にとって、美容皮膚科はなかなか足を運びにくい場所かもしれません。

しかし、美容皮膚科は、セルフケアやエステにはないメリットが2つあります。

これまでに何をやってもシワを改善できなかった方にとって嬉しいメリットなので、ぜひ参考にしてください。

セルフケアよりも早く改善する

美容皮膚科を利用すると、セルフケアよりも早くシワの改善が期待できます。

セルフケアは、効果を実感するまでに半年~年単位で継続しなければならず、効果を感じられない場合もあるのがデメリットです。

一方で美容皮膚科は、改善したい箇所に効果が期待できる施術をピンポイントに施せるので、効率よく効果を出すために適した手段です。

持続的な効果が続きやすい

美容皮膚科の施術は、持続的な効果が期待できます。

個人差や使用する医療機器にもよりますが、効果は半年~1年程度効果が続くものが多いです。

セルフケアと比較すると施術にかかる料金は高額になりますが、効果にフォーカスすると満足度の高い結果が期待できます。

もし効果に満足できなければ、施術を止めることも出来る気軽さもメリットです。

美容皮膚科を利用して目尻のシワを改善するデメリットは?

美容皮膚科で目尻のシワを改善するには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

施術直前でキャンセルしたり、万が一の際に後悔したりしないために、メリットだけでなくデメリットもよく理解したうえで施術を受けてください。

副作用があることも

美容皮膚科で目尻のシワを改善する施術を受けると、副作用が出るリスクがあります。

メニューによっては、施術箇所が腫れる、内出血が起きるなどの副作用の発生がデメリットとして挙げられます。

また、ダウンタイムが数週間発生する施術もあるため、スケジュール管理が重要です。

施術直後は何ともなくても時間が経ってから副作用が出る恐れもあるので、考慮したうえで施術を受けましょう。

費用が全額自己負担

美容皮膚科の施術にかかる費用は、基本的に全額自己負担です。

保険適用の治療とは異なり、目尻のシワを改善する施術は自由診療にあたるため負担額は軽減されません

施術費用は、数万円~数十万円ほどの高額になるケースが一般的です。

1回の施術費用は安くても、定期的に施術を受けるとなると負担が大きくなります。

効果がどれぐらい続くのか、再施術はいつ頃か、など長期的にシュミレーションをして予算立てておくのがベストです。

目尻のシワ改善はフォーシーズンズ美容皮膚科に相談しよう

目尻のシワ改善を期待できる美容皮膚科の中でも、特にフォーシーズンズがおすすめです。

フォーシーズンズでは目尻のシワ改善を期待できる施術として、「PRP法」「ハイフ(HIFU)アイシャワー」「インディバ」「ボトックス注射」と4つのメニューを展開しています。

それぞれ詳しく解説していきますので、自分に合う施術方法を見つけてみてくださいね。

低侵襲マイクロ注射針とメソガンでPRP(Platelet Rich Plasma)法

PRP法は、目のちりめんじわや、まぶたのたるみ、くまなど目元のさまざまな悩み改善が期待できる施術方法です。

自分の血液から血小板を抽出し、気になる箇所に注入する再生医療として注目されています。

3本の短い極細針を使用するのでダウンタイムや副作用のリスクが少ないのがメリットです。

また、自身の血液から抽出するため感染症やアレルギーの心配が少ない治療法として確立しています。

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まぶたのシワやたるみは加齢に伴い、気になる人が増えますが、実は加齢だけが原因ではありません。この記事では、まぶたにシワやたるみができる原因、セルフケアで改善する方法、さらにフォーシーズンズ美容皮膚科で行っている施術などを詳しくご紹介します。

ハイフ(HIFU)アイシャワー

ハイフ(HIFU)アイシャワーは超音波をピンポイントに照射し、施術箇所を瞬間的に高温にする技術でリフトアップ効果が期待できる施術方法です。

麻酔・切開が不要で、痛みを抑えつつ引き上げ効果のある最新治療法として人気があります。

フォーシーズンズでは「ウルトラフォーマー」という機器の2mmカートリッジで素早く照射し、安全に目尻のシワを引き上げていきます。

痛みに配慮した施術でダウンタイムも短いうえに、速攻性が期待できるのでおすすめです。

インディバ

インディバは、安全なRF(ラジオ波)高周波を用いて目元の皮膚深層部から温める施術方法です。

目元の線維芽細胞を刺激するため、代謝が上がって老廃物の排出やターンオーバーの促進効果が期待できます。

血流が良くなることで、コラーゲン生成に必要な栄養が届きやすくなり肌のハリ・ツヤが出てリフトアップ効果も。

インディバはリラックス効果が高く、良質な睡眠が取れる、免疫力アップといった嬉しい効果があり基礎体温が低い人にもおすすめです。

ボトックス注射

ボトックス注射は目尻に専用の薬剤を注射し、目周辺の筋肉を緩ませてシワを目立たなくさせる施術方法です。

凝り固まった表情筋をほぐすため、シワができにくくなります。

ボトックス注射は、施術時間が30分ほどと短く、ダウンタイムも短く副作用が出にくいのがメリットです。

使用する薬剤の量も一人一人調整できるので、シワの状態や理想通りの仕上がりを実現できます。

効果は半永久的ではなく6カ月ほど持続するため、シワが気になりだしたら再び施術を受ける必要があるので覚えておきましょう。

目尻のシワができる原因・改善方法まとめ

目尻のシワは、日頃から無意識に行っている行動が原因で発生しやすくなっていると分かりました。

目元専用のアイテムを使用した保湿や紫外線対策をこまめに行うなど簡単にできる予防・対策方法があるので、丁寧なケアを続ければ目立たなくすることも可能です。

自分で対策しても改善しなかった、早くシワをなくしたい場合は、美容皮膚科に相談するとよいでしょう。

ぜひ、本記事で紹介したフォーシーズンズ美容皮膚科クリニックへ相談してみてくださいね。

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この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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