頬のシワを徹底解明!縦ジワ・横ジワの正体や原因や消す方法を紹介

シワ
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ほうれい線対策、ほうれい線をなくして『脱シワ顔』を目指している方へ頬のシワについてを解説しています。

ほうれい線のシワは、年齢とともに少しずつ深く目立つようになってくるシワ。

口元にできるシワの中でも、大きなシワなのでできてしまうととても目立つので気になる方は多いのではないでしょうか。

メイクをすると、シワの溝にファンデーションなどが溜まってくることにも、悩みますよね。

ほうれい線ができやすい人についてもまとめていますので、日々の努力からほうれい線を消して、若い顔を目指しましょう!

頬にできる縦横の線の正体

頬にできる縦横の線の正体

頬にできる縦横の線は、ほうれい線やゴルゴライン・マリオネットラインと呼ばれる、加齢や肌や筋肉の衰えから現れるシワや溝のことです。

どんな線なのかによって、頬にできる線の正体は違います。

改善を試みる前に、ご自身の頬にできる縦横の線が、どの頬の線に該当するかを見極めましょう。

斜めや縦方向に伸びる線は「ほうれい線」

斜めや縦方向に伸びている線は、「ほうれい線」と呼ばれている頬と口の筋肉の境界線にできるシワに見える溝です。

シワと思われがちなほうれい線は、正確には頬にできた縦方向の“溝”で、深くくっきり出やすく老けた印象を強くします。

笑うとより縦方向の溝がはっきりしてしまったり、深い溝ができてくると真顔でも目立ってきます。

斜めや横方向に入る線は「ゴルゴライン」

頬にできる斜めや横方向に入る線は、「ゴルゴライン」と呼ばれています。

他にも、ゴルゴ線・ミッドチークライン・インディアンラインと呼ばれることもあり、老けた印象を与えるだけでなく、疲れ顔に見せてしまう線です。

ゴルゴラインは、全ての方に現れるものではなく、骨格や顔につく脂肪にによって異なります。

唇の両端から下方向に伸びる縦線は「マリオネットライン」

唇の両端から下方向に伸びる縦線は、人形のように見えることから「マリオネットライン」と呼ばれています。

マリオネットラインは、真顔の状態に目立って見えやすく、近寄りがたい印象を与えてしまう場合があります。

また、年齢よりも老けて見えてしまうこと以外にも、口角を下げてしまうため、不機嫌な印象を与えてしまいます。

顔や骨格のバランスによっては、ほうれい線とマリオネットラインが繋がってしまう場合もあり、より老け顔で疲れたように見えることも…。

頬のシワの原因

頬のシワの原因

頬シワの原因は、年齢も関わってきますが、生活習慣も大きく関係しています。

気をつけているのに徐々に、頬のシワが濃くなってきたり溝が深くなってきている方は、もしかすると下記のような原因を改善できていない可能性があります。

頬シワの原因を知ってから、より良い対策を知ることが大切です。

表情筋の衰え

表情筋の衰えは、顔全体の筋肉が皮膚や脂肪を支えられなくなることで、頬のシワを作る原因になります。

顔の筋肉は、話したり食事をしたり表情を作るために動かしますが、年齢とともに筋力が低下します。

そうすると、顔まわりの皮膚や脂肪を支えられずシワやたるみとして現れ、老け顔に見せてしまうのです。

また、日頃からあまり表情筋を十分に使わないという方も、表情筋が徐々に硬くなり血流やリンパの流れが悪くなることで、頬のシワを作る原因を作ります。

表情筋の衰えが進行してくると、肌を内側からうまく支えられなくなり頬がたるみ、シワの進行を加速させてしまいます。

皮下脂肪の減少

皮下脂肪は、肌表面をふっくらハリのある頬に保つために必要な役割があります。

加齢とともに、皮下脂肪が減少すると頬のボリュームが失われ、頬のたるみやシワ・コケたように見せてしまう原因となります。

また、急激なダイエットや不規則な生活を続けていると、さらに頬のボリュームがなくなり頬のシワを悪化させることが多いです。

皮下脂肪が著しく減少すると、表情を作った際に頬のシワが強調されやすくなってしまいます。

肌の弾力・ハリの低下

肌の弾力・ハリの低下は、肌の健康に大切なコラーげやエラスチンの減少、加齢や紫外線ダメージが原因と考えられます。

健康的な肌を作るために重要なコラーゲンやエラスチンは、加齢で生成が徐々に減り、紫外線ダメージから肌への負担が重なることで減少していきます。

この減少は、頬の肌のハリや弾力が低下するだけでなくシワやたるみを作りやすくします。

また、肌のターンオーバーの周期が乱れ、新しい細胞の生成が追いつかなくなり、より頬のシワを目立たせる原因を作ってしまうため、日々の対策がとても重要です。

肌の乾燥

肌の乾燥は、頬だけでなく顔全体の小ジワを作る原因になります。

また、肌が乾燥すると、バリア機能が低下し外部からの刺激に敏感になるので、頬のシワを作りやすい環境にさせます。

肌の潤いが保たれていると、皮膚の柔軟性が同時に保たれるので、シワが固定化することを防ぎます。

しかし、肌の乾燥状態が続いてしまうと頬のシワの跡残りやすく、大きく深いシワへと成長させてしまうことになるので、特に気をつけなければならない注意点です。

頬の健康状態を保つことはもちろんですが、いかに皮膚の乾燥を防ぎ潤いを保てるかが重要になってきます。

俯きがち、悪い姿勢

日頃から、俯きがちだったり悪い姿勢を長時間つづげていると、頬の皮膚が引っ張られ、シワを目立たせる原因になります。

俯きがちで下を見ている時間が長いと、重力の影響で肌が下へと引っ張られるので、頬のシワを作りやすくします。

また、姿勢の悪さはリンパや血流を悪化させるため、肌への栄養供給が十分にされず、ハリや弾力が低下させるので日頃の意識がとても重要です。

リンパや血流の滞り

顔まわりには、多くのリンパ節が集まっていて、リンパや血流が滞ってしまうと、老廃物や余分な水分が適切に排出されず、頬が浮腫みたるんできます。

その状態が続くと、肌全体に十分な栄養が届けられなくなり、頬のシワを作ってしまいます。

また、栄養が届けられないと、乾燥や肌の弾力低下にも繋がるので、頬のシワはより深く治りにくい状態になってしまうでしょう。

日々の生活習慣を意識して少しずつ整えるだけでも改善しやすい原因なので、初期の状態であれば改善はしやすい原因です。

表情グセ

表情グセは、頬にシワを寄せる時間や回数が多いとつきやすくなるシワです。

特定の表情を繰り返すことで、同じ部分に負荷がかかり、シワが固定化されることで頬シワの原因を作ります。

例えば、片方の口角だけを上げる癖やしかめ面をする習慣があると、筋肉が偏って動いてしまうので、頬にシワができやすくなります。

無意識の表情グセを見つけることは難しいですが、顔の筋肉がどのように動いているか意識をするだけでも、変化は見られるでしょう。

えくぼや骨格が頬のシワの原因になるケースも

えくぼや骨格が頬のシワの原因になるケースも

頬シワを作る原因は、表情グセや肌の健康状態以外にも、原因となるケースがあります。

それは、生まれつきのものや生活の中で現れてくる特徴の場合です。

もし、上記で解説した原因が当てはまらない方は、顔の作りが原因でほうれい線やゴルゴラインといった頬シワが目立っているのかもしれません。

頬の中腹にあるえくぼ:シワを強調する

頬の中腹にえくぼがあると、シワが強調されやすくなります。

表情を作ることで皮膚が凹んで見えるえくぼは、チャームポイントとしても可愛らしさがあります。

しかし、頬シワで悩んでいる方からすると、加齢とともにシワを目立たせる原因に変化しているかもしれません。

特に、えくぼの周囲の皮膚がたるむと凹みが深くなるだけでなく、頬シワと同じ位置にあることで深いシワに見えてしまうこともあります。

また、えくぼの部分は筋肉の動きや皮膚の引っ張りが集まりやすいです。

表情の動きによるシワが固定化しやすい傾向もあるので、えくぼがある方の頬シワはより強調して見えてしまいます。

口角の横のえくぼ:ほうれい線を強調する

口角の横にえくぼがあると、加齢やたるみによってほうれい線をより目立たせてしまう可能性があります。

特に、笑顔になった時にできやすく皮膚が引っ張られることで、頬シワを深く見せる原因です。

他にも、口元の筋力が低下すると、えくぼの線もはっきりしてしまうためシワが強調されてしまいます。

生まれつきの骨格:頬の線が強調される

生まれつきの骨格が原因で、頬のせんが強調されることもあります。

頬骨が高い方や細長い顔立ちの方は、肌ハリが目立ちやすく、頬シワの線が目立ってしまいます。

また、骨格が影響する場合、たるみや脂肪の減少が進むと線がシワのように定着しやすくなるので、自分一人での改善は大変です。

骨格に起因するシワは完全には防げないこともありますが、スキンケアやマッサージで肌を引き締めることで目立たなくする努力ができます。

顔シワ(ほうれい線)が無い人の特徴

顔シワ(ほうれい線)が無い人の特徴

顔シワがない人は、もちろん一定するいらっしゃいます。

実際に、ほうれい線やゴルゴライン・マリオネットラインがない方の特徴をご紹介します。

もし、特徴に当てはまっていて顔シワや頬シワに悩んでいる人は、少しでも早く日常生活の改善をしてみてください。

もともとほうれい線が目立たない骨格である

もともとほうれい線が目立たない骨格という方は、頬骨の位置が低く、鼻の真横の骨がくぼんでいないという特徴があります。

頬骨が低い位置にあると、皮膚を極端に引っ張られることなくハリや弾力が低下しても、ほうれい線などのシワが強調されることは少ないです。

また、鼻の真横の骨がくぼんでいないと、骨が脂肪や皮膚を支えてくれることから、ゴルゴラインが出来にくいと考えられます。

他にも顎周りの骨がしっかりしていると、皮膚や脂肪を支える力が強いことから、ほうれい線が目立ちにくくなります。

太りすぎたり痩せすぎたりしていない

太りすぎたり痩せすぎたりしていない方は、頬シワが目立ちにくいです。

急激に体重が増えて太りすぎると頬に脂肪がつきその重みで頬がたるみ、脂肪や皮膚が原因で頬シワができます。

痩せすぎてしまうと肌のハリが失われ顔が骨張って見えるので、頬シワが現れやすく目立って見えてしまいます。

そのため、適正体重をできるだけ維持している方は、頬シワが目立ちにくく現れにくいです。

また、健康を意識して生活をしたり、適度な運動や血流・代謝が安定しやすいことからも、太りすぎ痩せすぎていない方は、頬シワが目立ちにくいです。

顔の靭帯にたるみがない

顔の靭帯にたるみがない人は、頬シワができにくいです。

顔の靭帯は、いくつかあります。

・頬骨靭帯:頬根周辺の脂肪や皮膚を支える
・下顎靭帯:顎周りの皮膚や脂肪を支える
・側頭靭帯:こめかみ付近を支える
特に、頬骨にある靭帯がたるんでいると頬シワが目立ちやすくなるだけでなく、顔の輪郭もぼやけてはっきりしなくなるので、よりシワの線は目立ってきます。
そのため、顔の靭帯にたるみがない方は、頬シワができにくいという特徴を持っています。

顔面の表情筋が過剰に収縮しない

顔面の表情筋が過剰に収縮しない方は、頬シワができにくいです。

過剰に収縮した表情筋は、皮膚や筋肉を固定化しやすく深い頬シワを作り、皮膚に細かいシワができてほうれい線が現れやすくなります。

日頃から、顔に力が入りやすかったり表情グセがあったりする方は、表情筋を緩めるだけでも頬シワを薄くさせる効果を期待できます。

スキンケアで保湿をしている

スキンケアで保湿をしている方は、肌の乾燥を防ぎながら頬シワを予防しています。

肌が乾燥している状態が続くと、小さなシワが増えて大きなシワ・深いシワと変化します。

日頃のスキンケアで肌を保湿していることで、深く刻まれる頬シワ予防・対策に繋がります。

肌質に合わせた保湿ケアを意識することで、肌にハリとツヤを与え健康的な状態を保つことが可能です。

もし、いつもしているスキンケアに効果を感じていないのであれば、一度スキンケアの見直しをしてみると良いでしょう。

美容医療で頬のシワ(線)を消す方法

美容医療で頬のシワ(線)を消す方法

自宅でのセルフケアに効果を感じなかった・すぐに頬のシワを消したい方には、美容外科での治療がおすすめです。

美容医療の力を借りると、頬のシワを消すだけでなくプラスαで、美容効果を期待できます。

また、効果の持続期間も長い場合が多いので、気になる方は一度カウンセリングへ足を運んでみてください。

ハイフ(HIFU)

ハイフ(HIFU)は、高密度の焦点式超音波を頬シワ部分に照射することで、線を消します。

肌の深部にある筋膜に熱を与えることで収縮させ、肌を引き締めてくれます。

また、肌にハリを与えてくれるので、頬シワだけでなくたるみ改善にも効果があります。

ハイフ(HIFU)での治療は、痛みやダウンタイムが少なく、患者それぞれに合わせた出力を調整すること可能です。

ヒアルロン注射

ヒアルロン注射は、頬の凹凸があって頬シワが目立つ方におすすめの頬シワを消す方法です。

頬シワが気になる部分にヒアルロン注射をすると、肌の保水力を上げハリや弾力を保つ効果があります。

皮膚の水分量が減少し、小さなシワが気になっている方にもおすすめです。

頬シワを消すだけでなく頬の凹凸や位置を上げて改善、頬のハリや水分量を保つことができるので、若々しい印象を与えてくれます。

ダウンタイムも少なく、通院も数ヶ月に1度の間隔で良いので、忙しい方でも通いやすい施術です。

糸リフト

糸リフトで頬シワを改善する場合は、皮下組織に特殊な糸を挿入してリフトアップをさせシワの線を消します。

糸には小さない突起やトゲのようなものがついていて、皮膚や脂肪を引っかけながら上げて止めることで、シワやたるみを目立たなくさせます。

突起やトゲ部分は、引っかけてしっかりと引き上げる効果以外にも、糸が刺激となって体内のコラーゲン生成を促すことにも繋がっています。

また、時間が経つにつれ溶ける吸収性の糸と非吸収性の糸があり、症状や希望に合わせて使い分けられています。

効果は、1〜2年程度持続しますが、継続して引き上げる場合は定期的な施術が必須です。

慣れるまでは違和感や異物感・引きつった感覚が気になるかもしれませんが、時間と共に改善されることがほとんどです。

ダウンタイムは、数日間の軽い腫れや内出血が起きるため、安静にできる時間を設けることをおすすめします。

肌再生医療・PRP皮膚再生医療

肌再生医療のPRP皮膚再生医療は、自身の血液を用いて肌の再生を促す治療法です。

血液中にある成長因子が豊富に含まれている、PRP(多血小板血漿)を延伸分離して、治療したい部位に注入することで頬シワを改善することができます。

本来、肌が持っている再生力で治療をしていくので、半永久的な効果も期待できます。

自然なボリュームアップや肌質改善にも繋がるので、頬シワ以外にも小ジワが気になっている方にもおすすめです。

自身の血液を用いて治療をするためアレルギーや拒絶反応が出るリスクも低く、ダウンタイムもほとんどありません。

違和感なく、長い期間効果を実感したい方は、肌再生医療を受けてみませんか。

まとめ

頬シワと呼ばれる、ほうれい線やゴルゴライン・マリオネットラインを消す方法は、いくつかあります。

自宅でできて日頃の意識から改善できることもあります。

しかし、どうにも改善が期待できない・みられないという方には、美容医療をおすすめします。

料金は、セルフケアと比べ費用はかかりますが、短期間で頬シワを消す・解消することができます。

どこの美容医療を受けるべきか悩んでいる方は、肌再生医療に特化しているフォーシーズンズへ相談してみませんか?

全国でもトップクラスの肌再生の実績を持つフォーシーズンズだからこそ、自然で美しく頬シワを消すことができます。

フォーシーズンズ美容皮膚科へ相談する

この記事の監修医師
フォーシーズンズ美容皮膚科クリニック神戸院 院長
脇田尚子 先生
  • 過去に様々な皮膚科で活躍した経歴を持つ皮膚科医。現在はフォーシーズンズ美容皮膚科 神戸院の院長を務めている。

    ▼勤務経験
    神戸大学病院皮膚科
    神戸西市民病院皮膚科
    兵庫県立加古川医療センター皮膚科
    東神戸病院皮膚科
    フォーシーズンズ美容皮膚科

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